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株価が大きく上昇する銘柄を見つけたい!
個人投資家ならば誰もがそう思うでしょう。
個人投資家の夢こそテンバガー(10倍株)の発掘ではないでしょうか。
そこで次のテンバガー銘柄を探そうと調べ始めたのですが、
そもそも・・・・
テンバガーってどれくらいの確率で発生するのだろうか?
と思い調べて見ました。
まず2020年初に買って12月まで保有した場合、何銘柄がテンバガーになったかというと・・・
0(ゼロ)銘柄
でした・・・
ただテンバガーはありませんでしたが、4308Jストリーム7.2倍、2150ケアネット7.0倍、3998すららネット6.4倍など、5倍以上になった銘柄が9銘柄ありました。保有期間1年ではなかなかテンバガーをみつけるのは難しいのかもしれませんが5倍以上ならば十分に狙えそうです。
次にコロナショックで株価大暴落した底値の2020年3月19日からでみると・・・
5倍以上になった銘柄が19銘柄、そのうちテンバガーを達成した銘柄が3銘柄となっています。株価が大暴落したときにうまくテンバガーになりそうな銘柄をつかめれば、1年以内でもチャンスはありそうです。
ちなみに2019年初から2020年12月まで持ち続けた場合、10倍を達成した銘柄は8銘柄、5倍以上になった銘柄は27銘柄あり、2018年初から2020年12月まで保有した場合、テンバガーは7銘柄、5倍以上の銘柄は19銘柄ありました。
テンバガーを見つけるのであれば
ざっくり保有期間2~3年くらい
をイメージして探すのが良さそうです。
ちなみに上場している銘柄は約4000社だと考えると年初にテンバガーに近い5倍以上の銘柄を選べる確率は2020年で考えると9銘柄/4000となり確率で表すと約0.2%くらいにあたります。
宝くじ1等の当選確率は0.00001%、2等で0.0005%、3等(100万円)で0.001%、4等(10万円)で0.03%、5等(1万円)で0.1%です。宝くじを10枚買って1万円当たる確率が1%となるのですが、株式投資で考えると年初に5銘柄選んで1銘柄がテンバガーになる確率と同じです。確率でみるとテンバガーを探すほうが宝くじで1万円当てるよりよほど簡単かもしれません。宝くじは単純な運任せですが、テンバガーを見つける確率は株式投資の知識によって大きく上げることができますし、外れても投資金額がゼロになるわけではありません。
こう考えると宝くじよりも株式投資のほうが圧倒的に魅力的ではないでしょうか。
ー西村 剛
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西村 剛
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