4月前半は○○投資家の動向に注意【西村剛】



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早いもので今日から4月に突入しました。

過去の20年の統計でみると4月は株価が上がりやすい傾向があるのですが、

アベノミクスバブルといわれた2015年からでみると4月月初の検証結果は

 勝率: 29.30 %
 平均損益(率): -1.90 %
 平均利益(率): 2.79 %
 プロフィットファクター: 0.300
 平均保持日数: 4.93 日

となぜだか株価が下がりやすい傾向が見られます。

なぜこのように顕著な結果になるのかというと、4月月初は新年度入りに伴い、機関投資家がポートフォリオを見直しを行なう時期だからではないかと考えています。

一般的に大きな資金を扱う年金や生保と言った機関投資家は、運用する資産を

国内債券25%

国内株式25%

海外債券25%

海外株式25%

のようにまず運用する資金をそれぞれの資産に振り分けます。

その後、各資産の変動に応じて運用する資産の額は上下するのですが、その再調整を新年度入りする4月の前半に行なう傾向があるのです

この機関投資家のポートフォリオ見直しの影響により、株価が緩やかに上昇していった2015年以降で4月の第一週に株価が下がりやすい傾向があるのかもしれません。

もちろん株価が動く要因はこれだけではないのですが、この1年を振り返ると日本株は大きく上昇しています。

もしかすると今年も機関投資家のポートフォリオ見直しにより短期的に日本株が少し下がるかもしれませんので注意しておいてくださいね。

 

ー西村剛

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3/31 日経平均は-253円!米長期金利の上昇で日本株が暴落?

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。