日経平均株価、年初来高値更新のチャンスか【西村剛】

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日米ともに株式市場の流れが変わり上昇トレンドに入ってきました。

米国市場においてはS&P500が初の4000ポイント超えを達成し、ダウ指数も高値圏を維持、出遅れていたナスダック指数も短期的には底を打ち再度上昇し始めています。

3月に株価の下落要因となっていた米国の長期金利も落ち着きはじめ、恐怖指数と呼ばれるVIX指数も低下傾向にあります。

このように今の米国株市場を俯瞰的に見ると、

「投資家がリスクを取りやすいリスクオンの状態｣

だと言えるでしょう。今の米国株はかなり株価上昇が期待できる環境が整っています。

同時に日本株も米国株と連動する形で再度高値を目指す展開になりそうです。

日経平均株価も3月の配当落ちを考慮すれば実質30000円台の大台に達しています。加えてマザーズ指数も再度上昇しそうな気配です。このように考えると日本株市場もリスクオンの動きが強まってもおかしくはないと考えています。

このように環境が良好な日米の株式市場ですが、1つだけ注意しておきたいことがあります。

それは・・・

｢物色対象の変化｣

です。

詳しくはこのメルマガの下部に記載しているyoutubeで解説していますが、物色対象がこれまでのバリュー株からグロース株に変化しつつあります。特に4月下旬から5月にかけ企業の決算発表が控えています。目先は決算発表に向け、好決算期待のグロース株に注目が集まる一方、これまで好調だったバリュー株は手仕舞い売りが出やすい状況になるかもしれません。ですので、4月においては、株価のパフォーマンスで銘柄間格差が出やすい可能性があります。

その銘柄はバリューか？グロースか？

このあたりを考慮しながらトレードすると成績が向上するかもしれません。ぜひ考えてみて下さいね。

ー西村剛

Youtube　【日経平均分析チャンネル】

4/2　日経平均は＋465円！グロース株（成長株）の買い時？

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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