バブル崩壊の引き金は何か【西村剛】



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ゴールデンウィークも終わりいよいよ5月の相場が本格的に始まります。

懸念されていた悪材料も連休中に特段見当たらず、米国ダウ指数が高値を更新、日経平均株価も29500円の大台を回復してきています。

日経平均株価もこのまま3万円の大台回復か!と期待したいところですが、ちょっと注意が必要な局面だと考えます。

その理由として考えられるのは、海外投資家の日本株売りが続きそうだからです

米国ダウ指数が高値を更新しているのにもかかわらず日本株がいまいち上がらない理由のひとつが「海外投資家の日本株売り」です。

ワクチン接種が進み経済の回復期待が強まる米国株とワクチン接種が進まず緊急事態宣言も延長している日本株、どちらが投資対象として妙味があるかと考えればやはり米国株でしょう。

加えて日本にはオリンピック問題もあります。オリンピックが中止となれば期待されていた経済効果は得られず株価もマイナスに反応するかもしれません。

このような日本の状況を考えると、日本株が戻ってきたところでは海外投資家が戻り売りを浴びせてくる可能性が高いのではないかと考えています。

加えてぼちぼち米国でもコロナによる金融緩和政策の出口、つまり金融引き締めに関しても議論され始めています。

今回のコロナバブルが崩壊する引き金となるのはおそらく金利でしょう。

日本においてはまだ緊急事態宣言下ということもあり議論に上がっていませんが、金利に関するコメントが出始めると株価上昇局面の終了のサインだと考えています。

今のところ米国株をはじめ日本株も上昇トレンドが崩れたとまでは判断できませんが、4月までのような楽観的な相場展開からは少し変化してきたと考えています。

引き続き過度に楽観的なポジションを取らないようリスク管理はしっかりとしてトレードに臨んでくださいね。

 

ー西村剛

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。