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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
このニュースと株価の値動きを見て
私は違和感を覚えました。
あなたは、どうですか?
ちなみに、そのニュースとはコレです。
↓
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312190006.html
(『米FRB、量的金融緩和の縮小を決定 来年1月から:朝日新聞デジタル』より引用)
18日の米国株式市場が大幅高でした。
そして、それに伴い米国ダウ指数が前日比+1.8%上昇しました。
株価が上昇したのは、
その日に行なわれた米国FOMCにて来年1月から
量的金融緩和の縮小を決定したことが主な理由となっています。
それが、先ほどのニュースです。
これを見て、
株価の値動きを見て私は違和感を覚えました。
その理由ですが、
それは、FOMCが開催される直前までは、
「金融緩和縮小が発表されたら株価が
大きく下がる可能性が高いだろう。発表までは様子見だ。」
と考える投資家が大半で、
実際に米国ダウ指数も小幅な値動きに留まっていたからです。
ですが、、、
いざ、金融緩和縮小が発表されると、
状況は全く変わり、
「金融緩和縮小が決定されるくらい米国経済は回復したのだ。株は買いだ!」
と、考える投資家に一気に切り替わったのか
一変して、株価は大幅高となったのです。
これ、不思議ですよね。
発表前の予測と、発表後が
全く違うのですからね。
正反対ですよ。
そりゃ~、さすがの私も違和感があります。
さて、ここであなたに考えていただきたのが、
この一連の流れを見ていただくと分かるように
「株価の先行きは誰にも分からない」ということです。
仮に、今回の金融緩和縮小を事前に知っていたとしても、
それで株価が上昇するとは誰も思わないでしょう。
どちらかと言えば、下がる可能性を考えていた人が多いのですからね。
不思議なものです。
ということは・・・
経済動向を調べたところで、そこには株価がどうなるかの情報はないのです。
予測するのは不可能ということですね。
ただ、システムトレーダーであれば、
このような経済動向は関係ありませんよね。
経済動向は考慮せずに、
過去の株価データから優位性のある売買ルールを導きだし、
そこから出るシグナルに従って売買するだけです。
だから、FOMCで金融緩和縮小が発表されても
システムトレードでは、何の影響もないのです。
シグナルに合致すればトレードしますし、
合致していないものであれば、トレードしないだけです。
というより、銘柄が分からないので、
トレードできませんよね。
では、裁量トレーダーであれば、いかがでしょうか?
きっと、このニュースによる株価の上下は、
ずいぶんと振り回されたことでしょう。
実は、裁量トレードの欠点ともいうべきところは
ここにあるのですよね。
それこそ、見る情報見る情報が
全て、株価に影響があると思ってしまうので、
どの情報を信じて良いか分からなくなってしまうのです。
しかも、その結果トレードできないということもあります。
だから、そう考えると、
情報は、あれもこれもと取り入れるよりも、
案外、絞ってしまった方が良いのではないでしょうか。
絞るのは、相当勇気がいることでしょう。
しかし、システムトレーダーであれば、
過去の株価データに絞っていますので、
特別何も心配も勇気も必要ありせん。
もし、あなたが裁量トレーダーで
日々流れてくる情報に、ずいぶんと左右しているのであれば、
一度、情報源を思い切って絞ってみると良いかもしれませんね。
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西村 剛
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