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From;平山修司
八丁堀の事務所より、、、
今回は、完全にお勉強系です(笑)
少し苦痛の時間かもしれませんね・・・
実は、先日システムトレーダーの方から、
「平山さんの話を聞いて、四季報に興味を持ちました。
これまで全く見たことがなかったので、読み方を教えてくれませんか?」
とお問い合わせをいただいたのです。
システムトレーダーの方でも
株式投資全般の知識をレベルアップするために、
きっと役立つ内容だと思いますよ。
だって、システムトレードとファンダメンタルズ分析の
両方ができれば、二刀流ですからね。
ということで、
お問い合わせいただきましたので、
今日は、先週13日(金)にも発売された
「会社四季報」についてお話ししたいと思います。
「会社四季報」は、東洋経済新報社は発行している
上場企業の売上や利益、財務情報などを記載した書籍です。
株をやっている人であれば、
一度は見たことがあるものでしょう。
でも、その見た目は、
まるで辞書のようですし、
中身をパラッとめくれば、
そこには、専門用語が並んでいますので、苦痛の書籍ですよね。
事実、私も投資を始めたばかりの頃は、
会社四季報を読むことがとても苦痛で仕方がありませんでした。
しかし、この会社四季報が読めるようになった今では、
会社四季報の発売時期が近づくと、
とても「ワクワク」するのです。
「ワクワク」だなんて、以前の私が今の私を見たら不思議でしょうね。
でも、読めるようになると、週刊少年ジャンプのように、
発売日が楽しみで仕方なくなるのです。
でも、まだそんなこと
あなたに信じてもらえませんよね・・・
だから、今あなたに
私がこのようにワクワクすることを伝えても、
「大丈夫?平山さん?」
となってしまうかもしれませんね(笑)
でも、この「四季報」は、
お宝銘柄とも言える有望な企業を見つけるのに、
何よりも頼りになる情報源なのです。
「利益」のためですし、
だから、ワクワクしてしまうのですね。
では、ここからがお勉強です。
まだ、四季報を見慣れていないかた向けに、
四季報を見るカンタンな「3つのポイント」をご紹介します。
さっそく、その「3つのポイント」ですが、
それは以下の3点です。
○1.コメント
○2.矢印
○3.来期予想
あんなに情報が載っている四季報ですが、
ポイントは、この3つしかありません。
だから、ぜひこの3つだけでも抑えましょう。
はじめに、あなたに見ていただきたいポイントは
【コメント】です。
会社名などが書かれている欄の横にある
コメント欄を読んでみましょう。
このコメントは、その企業の担当者が
取材を通じて得た情報や感想を
簡潔にまとめている箇所です。
つまり、担当者が取材で得た中で、
一番伝えたいことを書いています。
だから、このコメントは、
必ず読んでおいたほうがよいでしょう。
やはり、取材して出てきた情報ですので、
このコメントを読むだけでも、その企業の動向を掴めたりします。
ですので、必須の部分ですね。
そして、次のポイントは、
【矢印】です。
四季報の欄外には、
矢印が表示され、その下には「増額」「前号並み」などと書かれています。
この「矢印」を見ておきましょう。
「矢印」は以下の5種類あります。
○『↑↑』:大幅増額
○『↑』 :増 額
○『→』 :前号並み
○『↓』 :減 額
○『↓↓』:大幅減額
これは「営業利益」が増えたかどうかを
一目で確認できる矢印です。
具体的には、営業利益の増減額の割合に応じて
以下のように分類されて表記されています。
○大幅増額:30%以上の増額
○増 額 :5%以上30%未満の増額
○前号並み:5%未満の増額・減額
○減 額 :5%以上30%未満の減額
○大幅減額:30%以上の減額
「へ~」という感じか、
「ほ~」という感じではありませんか?
たった、これだけですが、
この情報だけでも、好調な企業を見つけられます。
「大幅増額」「増額」の矢印を発見したら、
好調な企業だということですね。
もし、そのような企業を見つけたら、
要チェックかもしれません。
いよいよ、最後、
3つ目のポイントです。
最後は、
【来期予想】です。
各企業の欄の左下に【業績】と書かれた欄があります。
この業績の欄のグレーで囲まれたところが
「今期予想の業績数値」と「来期予想の業績数値」です。
ここでまず見ていただきたいのが、
「来期予想の業績数値」です。
なぜ、ここがポイントかというと、
先ほど説明の「矢印」は今期予想の営業利益は、
あくまでも、前号の四季報と比較して、どれくらい増減があったかを示しています。
つまり、過去と比較して
今の業績がどうかを示しているのです。
ということは、、、
これは過去の数字だということです。
仮に、今期の営業利益が一時的な要因で、
前号と比較して5%以上増加しているだけでも、
「増額」または「大幅増額」と表示されるのです。
だから、正確な情報といえば、正確なのですが、
キチンと把握しないと間違った情報になりかねないのですね。
そこで、その情報を補うのに必要なのが、
この来期予想なのです。
具体的には、これも確認して、
売上と利益が、今期よりも更に伸びている会社を
見つけるようにした方が良いでしょう。
そうすれば、成長企業を発見することができると思いますよ。
いかがでしょうか?
四季報は、ポイントを絞れば
案外カンタンに読むことができるのです。
しかも、これくらいの作業であれば、
あなたも成長企業が見つかる気がしませんか?
もちろん、この3つのポイントを押さえただけで
「企業分析は十分だ!」とは言えません。
しかし、
投資先の企業選別をする第1段階目の簡易的な方法としては十分でしょう。
ちなみに、西村は
四季報で、成長企業をピックアップして、
それぞれの企業に合わせた売買ルールを作成し、
それをマルチストラテジーで運用するという、面白いことをやっていますよ。
だから、システムトレーダーのあなたにとっても、
この情報は、使い方次第で、システムトレードのレベルアップにつながるでしょう。
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紫苑
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