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高齢者のワクチン接種が進み、
徐々に64歳以下の接種も始まりつつあります。
米国などでは脱コロナが本格的にスタートしており、
日本も7月以降は、脱コロナが目に見えて感じられそうです。
再度自粛される可能性はあるものの、
株式市場も脱コロナを意識し始めてそうです。
さて、脱コロナを考えたときに、
恩恵を受ける企業とそうでない企業が出てきます。
7月以降の投資を考えると、
恩恵を受ける企業を中心に投資したいところです。
脱コロナで最も恩恵を受ける企業はなんでしょうか?
答えはいろいろあると思いますが、私は、
【コロナで最も業績悪化の影響を受けた企業】と回答します。
「恩恵を受ける」というよりは、
「悪い状況がようやく回復する」といったほうが良いでしょうか。
コロナの発生で、事業環境が非常に悪化した業種が、
7月以降業績が徐々に回復する期待が高いでしょう。
その業種の代表例としては、
【飲食業】
【旅行業】
でしょう。
もともと飲食業や旅行業は、優待が魅力的な銘柄が多く、
個人投資家に根強い人気にある業種です。
今回のコロナ騒動で、飲食業や旅行業の銘柄は大きく売られましたが、
業績が回復する傾向が確認できれば、株価が修正に入ります。
さすがに一年間も自粛が続いたことで、
・久しく友達と飲み会をしていない
・家族と旅行に全く行っていない
・実家に帰省できていない
といったストレスが溜まっている状況です。
ワクチン接種が進むことで、
ようやく上記のストレスを発散できる状況になります。
たまりにたまったストレスを発散するために、
旅行や飲食にお金をかける人が多くなるでしょう。
特に、飲食業の業績回復は期待できそうです。
現在は酒類の提供が限定されていますが、
7月以降は徐々に解禁されてくるでしょう。
解禁されてからでは、株の仕込み時期としては遅いでしょう。
解禁される前の段階に仕込んでおくことで、
他の投資家に先回りできると言えます。
東京都内を見てみると、自粛要請に逆らって、
アルコールを提供しているお店が散見されますが、
どのお店もお昼時にも関わらず、満員となっています。
実は、上場企業でも都の要請に逆らって、
アルコールを提供している企業があります(笑
具体名を出すのはよろしくなさそうなので避けますが、
この企業は、今期の業績は良いのではないかと思っています。
注目したいのは、企業が公表している「月次売上高」です。
上場している飲食業の特徴として、
毎月の売上高を前年比で公表してくれる企業が多いです。
そこで、直近数ヶ月の売上推移を確認し、
業績が回復傾向にある企業に注目しましょう。
都の要請に従わずに酒を提供している上場企業の
月次売上高を見ると、
前年比+210%なんて数字が出てたりします。
あまり知られていませんが、上場企業でも酒を提供して、
めっちゃ儲けを出している企業が存在します。
アルコールの提供することについては、
倫理的な話もあり、良い悪いという意見が割れるでしょう。
倫理的な話ではなく、株式投資という観点からみれば、
業績が急回復している企業の株価は上昇します。
これが事実です。
そう意味で、ここからの脱コロナ相場では、
飲食業・旅行業が熱くなる期待が持てます。
ぜひ、あなたも飲食業・旅行業
に少し目を向けてみてはいかがでしょうか。
今は安く売られているので、
良い銘柄がたくさん見つけられるでしょう。
ー田村祐一
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田村 祐一



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