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都内の緊急事態宣言が
再発令されることが決定しましたね。
ようやく、少し日常が戻ってきたと感じていただけに、
気持ち的には非常に残念に感じています。
再自粛に見通しが報道されてから、
日本株市場は調整局面に突入しています。
さて、今回の調整ですが、私たち投資家にとっては
かなり寝耳に水と言えるでしょう。
高齢者や基礎疾患を持っている方のワクチン接種が進み、
重症患者の数も低い状態を保っている中で、
まさか緊急事態宣言が再発令されるとは、
ほとんどの投資家が想定していなかったと思います。
ようやく、蔓延防止等重点措置に戻り、
国内旅行や飲食店に人が戻り始めているところでした。
街中を見ても、人手が多くなっており、
徐々に元の生活に戻りそうだな―と感じているところでした。
私自身、ワクチン接種の「予約」が完了したところでした。
（打つのはもう少し先になりますが）
経済がようやく回復していき、
本格的な脱コロナを意識し始めていたのですが、
それに完全に冷や水を浴びせる形になりましたね。
「まだ、経済回復は当面ダメそう」と思って投資しているのと、
「経済ようやく回復しそう」と思って投資しているのとでは、
緊急事態宣言の再発令に対する反応は全く異なります。
これまでの緊急事態宣言は、
「まだ、経済回復は当面ダメそう」と多くの人が思っていたので、
株式市場は再発令に対して、ほとんど反応ありませんでした。
しかし、今回は「経済ようやく回復しそう」派が大半だったので、
株式市場は驚き、そして落胆して下げています。
特に飲食業系の株価は、再発令前までは軒並み上昇し、
中には急騰銘柄も散見されましたが、
再自粛が決まってから株価は一転して急落しています。
かくいう私も、飲食業のこれからの株価上昇に期待していたので、
非常に悲しい気持ちになっています。
さて、今後の株価の動きですが、
「7月12日（本日）」の株価の動きが非常に重要になるでしょう。
9日時点の日経平均株価は、
5月中旬に株価が急落した際の安値27,385円03銭に近いです。
ここを12日に割り込むと、
さらに株価が大きく下落するリスクがあるでしょう。
過去の統計データでいうと、同じような下落パターンでは、
12日に反発する確率は「70％」
12日に安値を割り込む確率は「30％」
と言った感じです。
反発する可能性のほうが高いものの、
仮に割り込んだ場合には、大きな下落が待っていることが多いです。
裁量トレードの場合には、
今の相場はかじ取りが非常に難しい相場と言えるでしょう。
安易な投資は、大きな損失を招く可能性が高いので、
慎重投資、厳選投資が求められるのではないでしょうか。
非常に難しい相場ではありますが、、、
システムトレード的には、絶好のチャンスですね。
9日の株価下落によって、おそらく多くのシステムトレーダーは、
押し目買い戦略でシグナルが発生しているでしょう。
そして、実際にそのシグナルで買い付けするのは、
「本日12日」です。
反発する確率が70％程度あるので、
押し目買い戦略のトレードで勝つ可能性が高いです。
不安定な相場状況ではありますが、
その不安を乗り越えてトレードすることで、
利益が掴めるでしょう。
仮に、安値を割り込んだ場合には、
残念ながら押し目買いのトレードは負ける可能性が高くなります。
ただし、その場合には、逆張り戦略という心強い味方がいます。
押し目買いでのトレードは負けますが、
逆張り戦略のトレードで大きくかつ期待が持てますので、
トータルでは利益となる期待が高いです。
前から何度もお伝えしていますが、
コロナショック以降、逆張り系ルールの勝率は非常に高いです。
とりあえずトレードが発生すれば勝てる傾向が強いです。
今回の相場も、周りからすれば怖そうな相場展開ですが、
私たちシステムトレーダーにとっては、絶好の狩場です。
ぜひ、シグナルを毎日検索して、
ちゃんとそのシグナル通りに発注してみてください。
お小遣いが稼げると思います。
ー田村祐一
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田村 祐一
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