システムトレードの調子が良すぎて怖い・・・【田村祐一】

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先週のメールマガジンでは、7月12日以降の相場は
絶好の押し目買いのチャンスとお伝えしました。

おそらく、多くのシステムトレーダーは、
先週の相場で利益を掴むことができたのではないでしょうか。

最近、システムトレードの調子が良すぎて、
逆に怖さもありますが（笑

もしかすると、先週のチャンスを
何らかの理由で逃した人もいるかもしれません。

しかし、まだチャンスは残っています。

まず、先週の相場ですが、
押し目買い戦略の典型的な勝ちパターンでした。

日経平均株価が、東京の予定外の再自粛決定を受けて調整し、
一時的に2万7500円まで調整しました。

そのタイミングで、押し目買い戦略でトレードが発生しました。

しかし、週明けの12日以降は一気に買戻しが入り、
日経平均株価は2万8800円台まで回復しています。

ドンピシャのタイミングと言えます。
これほどまで気持ちいい勝ち方はなかなかないですね。

前から何度もお伝えしていますが、コロナショック以降、
逆張り系戦略の成績がすこぶる良いです。

特に、押し目買い戦略が利益の稼ぎ頭みたいになっています。

2019年以前は、押し目買い戦略は微妙な扱いでしたが、
2020年以降はこれまでの不調が嘘のように機能しています。

コロナショックで、裁量トレーダーやシステムトレーダー含め、
逆張り投資を行う人が減ったことが要因なんですかね？

コロナショック以降、新たに投資を始めた人が多いことも
押し目買い戦略の好調に拍車をかけているのかもしれません。

初心者が多い相場は、
好調な相場では、その波に乗り買い進めるので大きく上がりますが、
不安定な相場では、恐怖からすぐに株を手放す傾向が強いです。

よって、初心者が多い相場では、
上がっているときの上昇幅は大きく
下がっているときの下落幅も大きくなります。

一方向に一気に株価が進行するので、
そのあとの反動も非常に大きくなります。

先週の相場がまさにそうで、
都の再自粛が決定した瞬間に株価が一気に下がり、
その後落ち着いてきたら一気に株価は反発しています。

初心者がいる間は、逆張り投資を行う
投資家の成績は安泰と言えそうですね。

さて、そんな美味しい状況が続く相場ですが、
今週も押し目買い戦略のチャンスとなりそうです。

先週のチャンスを逃した方は、
今週にチャンスをつかめる可能性があります。

先週の金曜日時点で、
日経平均株価は3営業日連続で調整しています。

特に金曜日は窓開けをして株価が下落しています。

窓開けして株価が下落（ギャップダウン）した場合には、
その後株価は反発する傾向が強いです。

よって、20日以降の相場は反発する期待が持てそうです。

米国株式市場は過去最高値を更新し、
高値を維持していることも考慮すると、
日本株市場が急落する可能性は低いと考えています。

今回の調整も一時的な調整にとどまる可能性が高く、
逆張り系ルールで投資すれば、勝つ可能性が高そうですね。

ー田村祐一

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