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国内の感染者数が最大を更新しています。
都内は1日の感染者数が3800人を超え、
8月後半以降の自粛延長の声が出始めています。
日経平均株価も自粛延長が報道されたことで、
2万7000円前半まで調整しています。
現状の2万7000円を割り込むか割り込まないかの水準は
今後のトレンドを決める非常に重要な局面ですね。
ここ半年間のチャートを確認すると、
2万7000円前半まで調整したのは、
5月13日の安値 27385円3銭
7月9日の安値 27419円40銭
7月21日の安値 27438円7銭
の3回です。
過去3回ともこのあたりまで下落した後は反発しています。
この半年間の下値抵抗線は、この2万7000円前半にあり、
ここにタッチすると素直に反発相場が続いています。
今回4度目の突入ですが、
これまでの流れと同様の動きをした場合には、
本日以降の株価は反発するでしょう。
金曜日時点に株価が調整したので、
押し目買い戦略等でシグナルが発生した人もいるでしょう。
押し目買い戦略は、基本的に勝率が60%~70%程度なので、
本日以降に株価が反発する可能性は60%~70%と言えるでしょう。
基本的には反発する確率が高いと言えます。
しかし、残りの30%はさらに下落する可能性が残っています。
その場合には、日経平均株価は2万4000円台まで
急落するリスクがあるでしょう。
暴落とは言わないものの、
コロナショック以来の急落相場がくる可能性があります。
もし、急落相場が来た場合には、
押し目買い戦略で買い付けした銘柄は損失で手仕舞いとなるでしょう。
ただし、システムトレーダーにとってみれば、
急落相場は絶好のトレードチャンスです。
押し目買い戦略で損を被っても、
そのあとには逆張り戦略が控えています。
逆張り戦略がしっかり機能すれば、
急落相場が来ても問題ありません。
むしろ、利益となる可能性が高いので、
久しぶりの狩り場がやってきそうです。
7月相場はあまり動きがなかった月なので、
正直そこまで利益が期待できる相場ではありませんでした。
よって、ここで少し動きが出てくれているのは、
システムトレーダーにとってはチャンスと言えるでしょう。
システムトレーダーにとっては、
本日以降反発してくれれば押し目買い戦略が勝つし、
さらに下落しても逆張り戦略で勝てる
といった感じでしょうか。
システムトレーダーにとって最大の敵は
【動きが小さい相場】です。
敵は、株式市場の下落ではありません。
今の相場は、そういった意味で動きが出ている相場なので、
ぜひ、楽しみにシグナルが発生するのを待っていてください。
田村祐一
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田村 祐一



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