【悲報】実はシステムトレードでFIREは不可能!?【夢幻】



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夢幻です。

東京オリンピックが無事に閉会しました。

皆さんはテレビやネット中継でどのぐらい観戦したでしょうか?

私は、前回のリオ五輪よりは少しは観たかな、という程度です。
東京で開催しているからといって、熱量はそれほど高まりませんでした。

しかし、予定通りチケットで競技場に行って観ていたらもっと楽しめていたのは間違いないと思います。

私にとって重要な事は自国開催か否かではなく、
直接、競技場に行って生で競技を観る事が出来るか、という事に気づきました。

コロナ禍なので外には出れませんが、今までの日常が戻ったら、
もっとリアルな体験が出来る機会を増やそうと思った次第です。

●システムトレードでFIREが出来ない理由と解決策

前回のメルマガでは、自身のマルチストラテジーを用いて
FIREするためには、どの程度の運用資金が必要かを求めて頂きました。

しかし、実はシステムトレードでFIREする事は不可能です。

なぜかというと、システムトレードは投資ビジネスであり仕事だからです。

自分が手を動かして作業をしなければ相場でお金を得る事が出来ません。

つまり、会社を辞めてFIREしたように見えて、
家でシステムトレードという仕事をやる事に置き換わっただけで、
”仕事を続けなければいけない”という状況に変わりはないのです。

これは、システムトレーダーだけではなく、多くの個人投資家、専業投資家にいえる事です。

これらの個人投資家の大半が行っているのは
投資ではなく投資ビジネスです。

投資ビジネスとは投資商品(株や為替、デリバティブ、仮想通貨等々)の売買によって利益を上げる事です。

例えば、

・四季報に大量の付箋を貼ったり
・何十社、あるいは何百社の決算資料を読み込んだり
・毎日チャートや株価を見ながら頻繁に売買したり

これらが不労所得かと言われると明らかに違いますよね・・・

実は、これらすべて労働です。

少し乱暴な言い方をすると、ファンダメンタルかテクニカルかと言ったような
どのような判断基準で売買をしているかもあまり関係ありません。

どのような手法であれ、沢山の時間や労力をかけて他者との差別化を図らなければ相場で利益を上げる事は出来ません。

そのための投資戦略を確立するのには、まず長い年月と経験が必要です。

そして、【個人投資家】という言葉に惑わされないで下さい。

個人投資家で生計を立てる事=FIRE ではありません。

もちろん、システムトレードも例外ではありません。

膨大な時間をかけて検証をしたり、定期的にトレードを振り返り、ストラテジーの見直しをしなければなりません。

では、システムトレードを用いたアクティブ運用でFIREに近い状態を作るにはどうしたら良いのでしょうか?

ここで、投資ビジネスと対極にある純粋な投資(純投資)の特徴について考えてみます。
・資産のオーナーである
・インカムゲインが主体
・持っているだけで報酬が得られ、手間がかからない

こちらは労働ではなく、投資商品や権利を保有する事によって得られる収入です。

こういった投資で権利収入を得ている状態こそが、本来あるべきFIREの姿だと私は考えていますし、本当の【投資家】だと私は考えています。

ここで、システムトレードのアクティブ運用でFIREに近い状態になるための、
最も重要な事は、極限まで”手間を減らす事”です。

そのために、必要な事は、

・資金の増加に合わせてマルチストラテジー及び個別のストラテジーを調整可能なようにあらかじめ設計しておく事

・毎日の売買を自動化する事

これらをクリアできれば、年に一回、あるいは半年に一回のシステムの見直しだけで運用は可能だと思います。

一つ重要な視点を言っておくと、資産の増加に対しては、新たなストラテジーの新規作成・追加ではなく、パラメータの調整で対応する事です。

パラメータを緩める事で、利益率は下がりますが、総利益は増加するからです。

資産の増減に対しての各ストラテジーのパラメータ調整の方針なども明確にしておき、
あらかじめ資産規模に合わせたマルチストラテジーを作っておくと良いでしょう。

また、このような対策を行っても、資産の増加に伴って、増加分(差分)の利回りは逓減していくのは避けられません。

これが年5%を切るような資産規模になったら、その分はインデックス投資などの純投資に切り替えるのも一案です。
その方が、資産の安定性においては優れています。

いずれFIREのような、自由を獲得したい方は、如何にして運用の労力を減らすか、時間を掛けずに運用を続けるかという点を考慮した戦略構築を行うようにしてください。

では次回もお楽しみに!

ー夢幻

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。