あと100円上がればトントンになる【西村剛】



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含み損を抱えている銘柄が底を打ち反発し始めときに、

「あと100円上がればトントンになる。トントンになったら売ろう」

と思ったことは、誰にでもありますよね。

でもよくよく考えればこの考えは間違いです。

なぜなら

「あなたの損益は株価を動かす要因にはならないから」

です。シンプルに株価が動く要因を考えると、

業績+需給(売りたいひとと買いたいひとのバランス)

です。

このなかに「自分の損益の状況」は含まれません。

●あと1%上がればプラスになる!

●あと100円上がればプラスになる!

といった自分の損益の状況で株価が動くことはありません。

これを聞くと誰もが

「あたりまえじゃないか」

と思うのですが、実際にトレードしてみると初心者ほど、

「自分の損益の状況」で投資判断が変わります。

●あと1%上がればトントンだからそこまでは持っておこう!

●あと100円上がればプラスになる!あがれ!

といったように初心者ほど自分の損益で投資判断を決めてしまいがちです。

このように自分の損益で投資判断を決めてしまうと、自分の感情で投資判断がコロコロ変わってしまい最終的に大きな損につながってしまいます。

実はこれ、感情に左右されにくいシステムトレーダーにも当てはまることがあるのです。

例えば手仕舞いの条件で

●10%の含み益になったら売る

●5%の含み損になったら損切りする

といった条件はある意味、自分の損益で投資判断を決めてしまっているのと同じでしょう。

意外に当てはまる方も多いのではないでしょうか。

このお話、実は私のシステムトレードのお師匠である斉藤正章さんが話してくれたことで、
これを聞いたときははっとさせられました。システムトレーダーも裁量トレーダーも心に留めておいてください。

きっと役に立つと思います。

 

ー西村 剛

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。