9月は機関投資家の売りに注意【西村剛】



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早いもので8月も終盤に差し掛かってきました。

このあたりで押えておきたいのが

「9月相場の傾向」です。

9月相場は全体的に下がりやすい傾向にあります。

月別上昇率ランキングでは9月は10位と1年のなかでも株価が弱い時期となっています。

特に月の後半は要注意です。

なぜなら・・・

機関投資家の中間決算にあたる時期

だからです。

企業と同じで機関投資家が運用するファンドにも決算があります。

9月末は多くのファンドにおいて中間決算にあたるため、

成績の悪い銘柄の株を売却しよう

という動きが出やすい時期になります。

決算期においては多くのファンドが「保有する銘柄の一覧」を開示するわけですが、そのなかで、

・不祥事を発表している銘柄

・業績不振の銘柄

・株価が大幅に下落してる銘柄

など、見栄えの悪い銘柄がその一覧に掲載されていると、ファンドを保有している顧客からクレームが発生する可能性があります。ですので、決算前にそういった見栄えの悪い銘柄をポートフォリオから外すという動きが出やすいのです。

また配当金を出すファンドでは、配当金の原資を捻出するために利益が出ている銘柄を売ることもあります。

このように9月は「機関投資家の売り」によって、株価が下がりやすい傾向があるのです。

株価が動く要因としてはもちろんこれだけではないので、相場の先行きは誰にも分からないのですが、

9月は「機関投資家の売り」に要注意と覚えておくとよいでしょう

 

ー西村剛

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。