システムトレーダーがデイトレードに挑戦してみた結果・・・【夢幻】



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夢幻です。

総裁選が終わり、岸田総裁が誕生しました。

直近の相場には弱さが全く感じませんでしたが、岸田総裁が金融所得課税の見直しを主張した事で相場は一変、弱い展開となりました。

これに加え、直近では海外勢売り越し、ダウも調整中と下げる材料が揃ったせいか相場は分かりやすく弱い展開になりました。

今の大相場はアベノミクスから始まっているわけですが、その時の2012年末~2013年年初の日経平均株価は約10000円

そこからスガノミクスを経て日経平均株価は30000円まで上昇しました。

それがキシダノミクス?へとバトンが渡って、今後の相場はどうなるのか

後で振り返って大きな相場の転換点になる可能性も考慮しておきたいですね。

●【番外編】システムトレーダーが真面目にデイトレードに挑戦してみた結果

8月後半からデイトレードにチャレンジしています。

デイトレーダーの方にお会いした事も沢山ありますが、流石にその全容を知る機会はあまりありません。

ですが、最近、youtubeなどで手法に近いところまで丁寧に説明・解説されているものが結構あります。

私が見たのはスキャルピングに関する動画を参考にしてみました。

やり方はざっくり言うと、2つの厚い板に挟まれた区間を見つけ

下の厚い買い板の少し上で買って、上の厚い板の少し下で売るというものです。

そんなやり方で上手くいくのかと思ってしまいますが、今、その銘柄を買いたい売りたいという人が現れた時に、そういった厚い板に支えられた区間の板の先頭で待てれば優位性はあるというわけです。

実際、IPOなどの売買が激しい銘柄だとそういった状況を利用して売買するのは難しいと思いますが、売買が比較的少ない銘柄や時間帯だと非常にゆっくりな値動きなので、十分に実践可能だと感じました。

で、どんな結果になったかというと・・・

・戦略1

8/19~9/30(うち29営業日)

50勝18敗 勝率+73% 収支+43万円

こちらはいわゆるスキャルピングに近いやり方です。

このうち、同じ銘柄を頻繁に売買したものがいくつかあったのでそれを個別に集計してみると

1番目に多く売買した銘柄が11勝5敗で+70万円

2番目に多く売買した銘柄が5勝6敗で-75万円

でこの2銘柄だけで全体の4割近い売買をしていたようです。

結果だけ見ると1番目の銘柄だけやった方が良いという風にみえるかもしれませんが、

特別、1番目と2番目でやりやすさに違いは感じませんでしたので、収支が逆になってもおかしくなかったと思います。

印象としては、幅広い銘柄をやるよりも、良くチャンスが来る銘柄だけに絞ってやった方が効率が良いように感じました。

・戦略2

8/19~9/30(約15営業日)

17勝11敗 勝率+60% 収支+20万円

こちらは、特定の時間帯の方向性を利用したもので、その流れに乗ってポジションを取るというものです。

これは、その特定の株価データを取って方向性があることを検証して行っています。

その日の地合いにも左右されてしまうので、勝率は6割程度ですが、スキャルピングのように集中力を要するものではないので、比較的続けやすいと感じました。

本格的に裁量トレードをやってみての感想はスキャルピング系は非常に疲れます。

利益が積みあがっていかないとしんどい思いをして時間だけ食うので、かなり慎重にやった方が良さそうです(笑)

裁量トレードに挑戦してみたのは初めてだったのですが、それなりに結果が出たので良かったです。

他には、シストレ+αの裁量トレードとしては出来高が多い大型株をメインに

・逆張りのナンピン
・連動銘柄を利用した仕掛け

なんかをやってます。

今週なんかは海運銘柄が大きく下げていて、海運系にいくつか買い銘柄が出ており、1つの銘柄が指値にかかって反発しそうなら、他の連動銘柄にも買いを入れる、ナンピンするなどをやったりします。

でも資金量が少ないときは、こういうデイトレもありですが、
やはりある程度資金量があればシストレを頑張った方が、効率は良いと思います。

では次回もお楽しみに!

 

ー夢幻

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。