日本株暴落で下値の目安は？【西村剛】

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日本株が大きく下落しています。

株価が下落した要因は

・中国恒大集団のデフォルト懸念が強まったこと

・米国の債務上限問題

・岸田新政権発足で期待感剥落

の３つだと考えています。

このなかで岸田新政権発足で期待感剥落については、9月上旬の上げ幅をほぼ埋めたことから

相場にはある程度織り込まれたと考えていますが、中国恒大集団のデフォルト懸念、

米国の債務上限問題についてはまだ解決の糸口が見えていないことから日本株にとっても上値を抑える要因になりそうだと考えています。

特に中国恒大集団の問題は今後もその他の中国不動産企業に影響を与える可能性が高く、

日本株も本格的に反転するためにはこの問題がある程度解決する見込みが見えてこないと難しいかもしれません。

当面、日本株は一進一退を繰り返しながら下落していく可能性が高そうです。

ただここから仮に日本株が暴落した場合、どのあたりで底打ちをするかを考えると

「日経平均株価26000円前後」

をひとつの目安として考えています。

この水準になるとシステムトレードにおいても暴落型逆張り戦略のシグナルが点灯し買い有利になりそうです。

さすがにこの水準まで一気に下がる可能性は低く、短期的にリバウンドも十分にありえますが、

ここ1、2ヶ月で考えるとここから株価が調整してもおかしくはないでしょう。

しっかりと下落相場の対応法を今のうちに準備しておいてくださいね。

ー西村　剛

10/4　西村剛のYouTube【日経平均分析チャンネル】

4日の日経平均は－326円安の6日続落となりました。
岸田総裁が4日午後に首相に選出し、新内閣が発足したものの、構造改革への期待が後退する顔ぶれで好材料視する人は少ない様子です。
先週に続き本日も下落し、いつになったら下げ止まるのでしょうか・・・

▼Youtubeで詳しく解説しています▼

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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