分散投資の大きな勘違い・・・?【田村祐一】



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コロナ禍が落ち着きつつあることで、
久しぶりに株仲間と少人数飲み会に参加しました。

リモートでは何回か飲み会をしていたのですが、
やっぱり直接会って話すと全然違いますね。

久しぶりに面白い時間を過ごすことができました。

飲み会での話は、当然と言えば当然ですが、
【投資】の話題につきます。

私の周りは、株式投資だけでなく、
FXや不動産投資等を行っている人も多いので、
新鮮な話を聞くことができました。

そこで話題になったのは、「退場者」の話です。
退場者とは、投資の世界から退場させられた人を指します。

この2年間で、友人の周りの投資家で
退場者となった人が結構いるとの話でした。

たしかにコロナショックが起こっているので、
株式投資の退場者は出たのかもしれない

なんて話を聞いていましたが、
どうやら2021年でも結構な数いるとのことでした。

2021年は別に暴落も起こっていないので、
退場者なんて出そうにないと感じましたが、

それはあくまでも株式市場の話であって、
別の商品では暴落が起こっていたんですね。

その商品とは、「仮想通貨」です。

ビットコインのチャートを見るとわかりますが、
この1年でとんでもない動きをしています。

2021年年初には1ビットコイン350万円程度でしたが、
4月頃には700万円直前まで上昇しました。

その後一気に急落し、
7月には350万円を割り込みました。

そこから急回復し、
10月末時点では700万円に到達しています。

この価格変動がたった1年で起こっているのです。

「たしかに、退場者でるよな」と納得しました。
値動きが荒すぎて、怖すぎです(笑

投資の世界から退場する原因の大きな1つとして、
「一つの投資対象にお金をつぎ込みすぎ」というのがあります。

・ビットコインに全財産(投資予定資金)をつぎ込む
・FXで高レバレッジで運用
・REIT(不動産投資信託)に証券会社に預けている資金の大半を投資

といった感じで、運用資金の大半を
何か一つの商品につぎ込んでいる人は退場のリスクが高いです。

ここで勘違いしてほしくないのは、

例えば、仮想通貨でも
「ビットコイン」や「リップル」「イーサリアム」等
いろんな種類の仮想通貨が存在します。

それらに満遍なく投資していたとしても、
それは、一つの商品に投資していることに変わりないです。

また、投資信託でも、
「ハイテク株投資信託」や「医療株投資信託」のように
一つの業種や分野に絞った投資信託も厳密には一つの商品です。

なぜなら、いくらいろんな仮想通貨に投資しても、
価格が落ちるときは一緒に下がるからです。

分散投資を勘違いしている人が多いです。

投資信託と言えば、分散投資というイメージが
強いかもしれませんが、それは完全な間違いです。

一つの商品に集中投資しているような
REITなんて分散投資では決してないです。

そういったものに自分の運用資産の大半をつぎ込めば、
その投資対象の価格が急落すれば、当然資産は消失します。

投資の世界から退場する原因として、
「投資手法が間違っている」と答える人が多いですが、

私はむしろ「集中投資しすぎている」が
正解ではないかと思っています。

仮に、「投資手法が間違っていた」としても、
運用資金の一部で運用していれば、退場しませんよね。

その間違いを糧に、再チャレンジできます。
でも、運用資金の大半を投資してしまっていれば、再チャレンジできません。

投資の失敗って、お金の置き方(運用資金の配分の仕方)で
ほぼ決まるでしょう。

これは、システムトレードでも同様ですね。

一つの戦略にお金を配りすぎると、
その戦略が機能しない時期に手痛い目を見ます。

だからこそ、いろんな戦略に少しずつお金を配り、
どれかが失敗しても運用資産全体には問題ないように配慮します。

みなさんはどうでしょうか。

自分の運用資産はどういったものに投資されていますか?

もし、連動して動く商品に、
運用資産の大半が投資されていた場合には、注意が必要です。

 

ー田村祐一

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