トレードプラン以上に大切な●●のプランとは！？【夢幻】

2021.11.07

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夢幻です。

無事に選挙が終わり、再び日経平均30000円を目指して動き始めましたね。

年末まで一段高の相場となるでしょうか。

コロナも大分落ち着いた感があり、コロナ禍の反動で観光やレジャーなどは活況となりそう。

先日はバイクのスクールに行って、初めてサーキット場を走ってきました。

自分のバイクでサーキット場を走るのは、非常に楽しく不思議な体験でした。

コロナ禍があったことで、今まで当たり前に出来ていた事が出来なくなり、意識の変化を感じます。

今後は今しか出来ない経験や機会に積極的にお金を使っていこうと考えています。

●トレードプラン以上に大切な人生のプラン

前回のメルマガで

・多くの投資家が資産の大半を残して無くなるというデータを知っていますか？

という私が行ったFIREについてのヒアリングの内容に投資家仲間の方から感想を頂きました。

これは、書籍『DIE WITH ZERO　人生が豊かになりすぎる究極のルール（ビル・パーキンス著)』

について紹介されているデータです。

サブタイトルには”（資産）ゼロで死ね”という強烈なメッセージが書かれており、思わず手に取ってしまう方も多いかもしれません(笑)

この著者がアメリカで研究したところ

・大半の人が死ぬまでお金を貯め続けて効率的に使おうとはしない
・資産が最大となるのは70歳前後である
・このため、大半の人は資産の大半を残したまま死ぬ

といった衝撃的な事実が分かっており、著者もこの事実に驚いたそうです。

そこで、築いた資産をより効率的に活用し、人生の豊かさを最大化するにはどうしたら良いか、その指針について多くの考え方がまとめられています。

私自身も、資産を築くのも大事ですが、またどう使っていくかも同じぐらい大事と考え、お金についていろいろと考えてきました。

しかしながら、多くの人が死の直前になるまで資産が尽きる事を恐れ、
資産の大半を残したまま死ぬというこのデータには大変驚かされました。

これに対し、感想を送ってくれた方は以下のように書いています。

『数年前までお金を減らすのが悪だと考えてましたけど考えを変えました。

１．普通以上にお金を稼ぐ
２．普通以上にお金を使う

１だけだとお金が減る恐怖に囚われたまんまです。

結局お金から本当の意味で、自由になってないんでしょうね。

２でお金を使う事で、様々な体験をすることが出来て、人生も豊かになります。

その経験するかにより見えてくる世界も違いますし、より良い稼ぎ方も出来るようになるのではないでしょうか』

これには私も同感で、投資家・トレーダーは

その資産が武器であるが故に資産に手を付けられないジレンマに陥りやすいと考えています。

資産がお金を生み出してくれるという視点で考えると、当然お金を使えば得られるリターンの絶対額は小さくなりますから、お金を使うのが良くない事のように視野が狭くなっていきます。

例えばシステムトレードでも、エントリーとイグジットがワンセットとなり、その有効性が始めて確認できますよね。

では、もっと大きな視野で、人生においてのエントリーとイグジットと置き換えて考えてみてください。

どのように生まれ、どのように死ぬか

どのように資産を築き、どのように資産を使い終えるか

我々トレーダーは相場という世界にエントリーし、大きな資産を構築するところまで成功したとしても、それを適切に切り崩し使っていく（イグジットする）プランが無いままではないでしょうか？

著者は、多くの人は、”資産を使う事に無自覚であり、無計画である”と言います。

このため、人生における良いイグジット（資産を十分に活用した満足度の高い人生の終わり）が出来ずに資産の大半が残ってしまいます。

残った資産の額だけ、稼ぐために使った時間を無駄にしたといえ、様々な経験をする機会が失われます。

そのために、自分の死から残り時間を逆算し、死ぬときの資産をゼロに近づけるよう使っていく事で、人生で多くの経験が出来ます。

著者は”人生の大きな目的は思い出作り”にあるといいます。

それは資産を有効活用して、様々な体験をすることによって得られます。

得た経験から更に物事を見る視野や興味が広がり、次の体験へとつながります。

では一体、何歳ぐらいから資産を切り崩し始めるのが良いのかというと
人生の満足度を最大化するためには、おおよそ45～60歳までには使い始める必要があります。

何故なら、年齢を重ねるとともに、”お金から価値を引き出す能力が落ちていくから”です。

年齢とともに肉体は衰え、体力は落ち、物事への興味も薄れていきますから、同じ物事でも30歳で体験するのと60歳で体験するのとでは大きな差があります。

ですから、十分気力も体力も残っている上記の年齢で大きく資産を取り崩す必要があります。

ネットの進化でより世界の人々とコミュニケーションを取る事が可能となり、
移動手段の進化でより世界は近づき、お金を出せば経験出来る事のメニューはどんどん増えていきます。

折角の一度きりの人生ですから、十分に味わい尽くしてから安らかな死を迎えたいものですね(笑)

では次回もお楽しみに！

 

ー夢幻

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50％下回ることがないという安定した実績を残している。