某銘柄の含み益が40%を超えました【夢幻】



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夢幻です。

FIREには資産運用が土台としてありますが、そこで活用するのがインデックス投資です。

インデックス投資の最大のメリットは

・かなりの確度で市場平均のリターンを得られる事
・運用の手間暇がいらずほったらかしで良い事

があげられます。

実は私は2020年1月からインデックス投資を始めています。

今回はその運用状況を見ていただく事にしましょう。

●インデックス投資の優位性

某銘柄の含み益が40%を超えました。

それは私が楽天証券で月々積み立てている『全米株式インデックスファンド』です。

※上の図の上側が投資信託の損益状況、
図の下側が買い付けているインデックス投資の価格チャートです。

始めた理由としては大きく2点あり、

・楽天証券の売買により月々ポイントが溜まっており、それで投資信託を購入できる事をたまたま知ったから

・将来的に運用資産の一部を安定資産(インデックス投資等)に移行しようと考えていて、その運用テストの為

・将来的にNISAやiDeCoなどの節税口座を活用する目的でインデックス投資を行おうと考えたから

これらの理由で2020年1月から月額500ポイント(500円)を積み立てる事にしました。

まずここで大切な事は、投資において新しい事をやる時は、なるべく小さく始める事です。

少額であっても、きちんと証券口座に反映されて運用状況なども見る事が出来ますから、実際に本格的にインデックス投資を始める時の参考となります。

また、何か手続きを間違えたり、運用が上手く行かなかった場合でも失うのはせいぜい数千円~1万円程度のポイントなので金銭的なリスクも少ないです。

運用の経過を少し辿ると開始後の昨年年初からコロナショックが本格的に始まり、その時は確か評価額で20~30%の含み損となっていました。

その後も変わらず積み立てていき、昨年後半には米国株市場もドローダウンを回復し、6~7月あたりには評価額はプラマイ0付近まで戻し、昨年末には大きく含み益になっていたと記憶しています。

今年に入ってからは大きく崩れる事もなく評価損益は上昇基調で2021年10月には30%を越え、現11月時点では40%を越えている状況です。

現状は超過リターンを得ている事は明らかだと思いますが、その要因として、

・コロナショックの株安のタイミングで買い付けた口数が大きく含み益になっている

・米国株が上昇中なので、追い風相場で月々の買い付け分にも徐々に含み益が乗っている

事があげられます。

ちなみに、2021年10月までの平均取得価額は約14000円ですが、
運用スタートの2020年1月の価格は12500円、コロナショック時点の最安値が9500円付近で11月時点の価格は19700円となっています。

コロナショックの大底で買った口数はおおよそ2倍になっている計算ですね。

さて、今現在超過リターンをどの程度得ているかを計算してみます。

インデックス投資の利回りはおおよそ5~8%程度と言われていますから月利を+0.5%と仮定します。
この場合の年利は約6.16%となります。

積み立て期間が22か月(2020年1月~2021年10月)の現23か月目時点の平均利回りは下記の等比級数を求め月数で割る事で計算できます。

(1.005^22+1.005^21+・・・1.005^2+1.005)÷22=1.059564

上記により、月あたりの平均リターンは約5.95%となります。

したがって、超過リターンは40.6%-6%=34.6%となります。

この計算でいくと積み立てた11000円は本来

11000円→11654円(+5.95%)

となっているのが平均値で

現時点で

11000円→15466円(+40.6%)

となっているのは実力でもなんでもなく、相場状況が良かったからに他なりません。
(これを相場運と呼びます)

更に長い月数積み立てる段階でインデックス投資のリターンは平均回帰し、
いずれ6%前後に落ち着きます。

現時点の約4000円の含み益もいずれ消えてなくなるでしょう(笑)

インデックス投資の効果を信じ、運用を上手く行かせる為に重要な事は、
『平均リターン以上を期待してはいけない』事です。

次回はインデックス運用の注意点などもう少し詳しく解説したいと思います。

次回もお楽しみに!

 

ー夢幻

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。