理想のライフスタイルに合った運用システムの実現に向けて【夢幻】



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夢幻です。

今年も残すところあと一週間となりましたね。

今年は、FIREというシストレ運用の新たなテーマが見つかり、個人的には大きな収穫がありました。

昔、『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで、投資による不労所得で収益基盤を作らねばと勉強を始めた事を改めて思い出しました。

トレード運用で如何に不労所得(FI)の獲得を目指すのか?

その為には投資とビジネス(トレード)の違いを明確にし、
正しく理解する事が大切です。

ここが理解できないと、”お金に働いてもらう”ではなく”お金を使ってあなたが働く”という状態からいつまでも抜け出せません。

この違いが理解出来れば、考え方としては一般的なビジネスと大差ありません。

不労所得を獲得する手段は、ビジネスを委任する事です。

1つ目は人に委任する。

信用できる人に報酬を与え、ビジネスを任せるという選択です。

システムトレード運用では家族や配偶者に運用を任せる事例があります。

2つ目はシステムに委任する。

これは、収益システムの仕組み化や自動化し、運用システムを独立するやり方です。

ただ、運用システム(ストラテジー群)そのものが、かなり機密性の高い独自のノウハウという性質を持ちます。

それを考慮すると、後者のシステムの自動化が理想です。

それが難しくとも、トレード運用の手順を見直したり、工夫により工数を削減する事などで不労所得に近づくのではないかと思います。

そして、FIREにおける不労所得の獲得においては、
労働的・時間的・精神的なコストを極限まで減らすという目的意識を持つ事も大事です。

一般的にはシステムトレードの運用において求められるのはパフォーマンス(資金効率)の最大化やリスクの最小化などだと思います。

しかし、

労働的コストを減らすには

【発注銘柄(監視銘柄)を減らす】

時間的コストを減らすには

【売買時間軸を長くとる】

精神的コストを減らすには

【ボラティリティの高い銘柄を減らす】
【ポジションサイズを小さくする】

など、また違った観点や優先順位でトレード戦略を見直す事も有力な手段です。

例えば、デイトレをメインとしたトレードシステムでは日々、発注作業や確認、チェックを行う必要があります。

これに対して、すべてのストラテジーを3日間間隔、1週間間隔などの時間軸を固定し運用システムを再構築するとどうなるでしょうか?

トレードの時間軸を3日間に固定してしまえば、発注作業や確認などを3日に一回やれば良いので、工数も1/3程度になります。

また時間的には土日を挟めば中4日空くことになり、気兼ねなく小旅行に行くことも可能です。

または、1週間の時間軸のトレード、例えば仕掛けはすべて月曜日のみで、金曜の引けで手仕舞いするようなトレードシステムを構築する。

平日はトレードの細々した作業をやらなくて済みますし、週末に時間をかけてトレード評価などをする事も出来るでしょう。

これは一例で、アイデアは沢山転がっていそうです。

年末休みの際に、是非、このような観点からも、自分の人生設計やライフスタイルに合ったシステム作りを考えてみても面白いかなと思います。

では、今年も一年お疲れさまでした!

次回もお楽しみに!

 

ー夢幻

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。