ウクライナショックに要警戒【西村剛】



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いよいよロシアのウクライナ侵攻の可能性が高まってきています。

一昨日16日の日経平均は、ロシア軍の撤退報道により過度な警戒感が後退して600円近く上昇していましたが、17日は利益確定売りや戻り売りに押され、朝方から売り圧力優勢となってしまいました。

すでにニュース等で報じられているのですが、2月20日に北京オリンピックが終わったタイミングで、ロシアがウクライナに本当に侵攻するのではないかと憶測されています。

実際にロシアがウクライナに侵攻するとなると、株式市場に混乱を招くことになるでしょう。

特にマザーズ指数は17日の終値時点で710ポイントと、直近の安値を更新しており、不安材料から売りが売りを呼び、株価が暴落する可能性もあります。

もちろん実際に侵攻するかどうかは誰にもわかりませんし、どの程度の規模の紛争になるのかも未知数です。

しかし、万が一の暴落であなたは大きなチャンスを掴むことができるかもしれません。

ただ、言えることとして・・・

【このタイミングで積極的に株を買う投資家は少ない】ということです。

ロシアがウクライナに侵攻する可能性が高いと言われている状況で、積極的に株を買うのは心理的には難しいですし、機関投資家ならなおさら難しいでしょう。

このように考えると、今週末から来週にかけては

(需給面から見て)買い需要が乏しいタイミング

だと言えそうです。今はロシアのウクライナ侵攻懸念だけでなく根底に

・金融緩和縮小
・金利上昇
・インフレ

といった、株式市場にとって悪影響のある材料が存在します。

ですのでただでさえ株を売りたくなる状況のなかで、本当にロシアがウクライナに侵攻すれば短期的に株価が急落することは避けられません・・・

あまり暴落、暴落というのは気持ちいいものではないのですが、その可能性が次週高まると考えあえて警鐘を鳴らしておきます。

ただ!!!

ここで暴落が起きれば短期的には大チャンスです。

株価が急落する局面では、売りたい人が株を売り切る状況となるため、需給面で一気に改善します。

そのため暴落後のリバウンドをうまくとらえられれば大チャンスにつながるわけです。

特に現状ではシステムトレーダーの多くはシグナルが点灯せず、現金比率が高まっている状況だと思います。

ここから株価が一気に急落し、買いシグナルがたくさん出てきたタイミングが大チャンスです。

今はしっかりと暴落時に強い逆張り戦略に磨きをかけ、シグナル点灯に備えておきましょう。ただしっかりと資金(リスク)管理だけはしておいてくださいね。

 

ー西村剛

 

2/17 西村剛のYouTube【日経平均分析チャンネル】

17日の日経平均は-227円安の反落となり、
マザーズ指数は20年4月以来の安値となりました。

日本株を保有している方は売るべきなのか・・・
▼Youtubeで詳しく解説しています▼


※動画が見られない方はコチラから↓
【5分解説】日経平均-227円📉☔日本株は売るべき😣❓(2/17)

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。