多くの個人投資家が真の投資家になる条件は〇〇しない事【夢幻】



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夢幻です。

皆さんは、ある外資系企業が行った顧客のパフォーマンス調査というデータをご存じでしょうか?

それによると、成績の良かった人の属性として

1位.亡くなっている人

2位.運用しているのを忘れている人

という結果だったとのお話です。(上の画像参考)

よくよく調べてみると、実はこの調査結果は間違いで、

本当の1位は2位の”運用しているのを忘れている人”だったらしいのですが、
いずれにせよ、”何もしない”のが良い結果だったという事で、

利益を挙げるためには頻繁に銘柄を入れ替えたり、売買を繰り返したりと
手間暇をかける事が必要なのでは?と考えている個人投資家にとって
予想外の内容だと思います。

しかしながら、投資の本質とは何か、を考えると

事業に対し、複数人が分割出資し、その出資の割合に応じて利益の分配を得る

という事で、根底にあるものは”委任”です。

より良い投資家のあるべき姿とは、完全に”委任”出来ている状態

すなわち、自分自身が

”稼働しない事”

つまり何もしないことなので、

それがちゃんと結果に繋がっているという結果を見て、
”世の中良くできているな”と感じたものです(笑)

もし、”投資家”として成果を出したいならこの結果から学ぶべき事は
如何に”稼働しない事”つまり何もしないで済むかという事です。

それは、

・毎日株価を確認する
・決算書を見る
・企業のファンダメンタル指標を分析する
・四季報を読む

いずれもつまり銘柄を選定しポートフォリオが出来たら
やらなくて良いという事です。

やればやるだけ

日々の株価の値動きに翻弄され、間違った売買を繰り返し
利益を挙げることからは遠のいていきます。

そんなこと言っても業績は気になるという方は、インデックス投資にしてしまうのも良い選択です。

もしあなたが、

四季報を読みこみ
決算書をチェックし
毎日株価を確認する

といった、ファンダメンタル分析を軸とた売買をして、本質的価格と現在株価との価格差を取るトレーダーとして利益を挙げたいのならこの限りではありません。

注意する事は、ファンダメンタルをもとに銘柄選定や売買しているからといって投資をしているとは限らない事です。

自分が”稼働している”時点でトレーダーである事を自覚しなければなりません。

なぜかと言うと、トレーダーの領域はゼロサムゲームで少数の勝ち組を除いてはほぼ負け組になってしまう厳しい世界だからです。

次回は、投資における”委任”や”稼働している・していない”の判断はどのように定義出来るのかを説明したいと思います。

では次回もお楽しみに!

・参考
話題となった元ツイート
https://twitter.com/nafco355/status/1218460696137961472

 

ー夢幻

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。