システムトレードを続ける上で最も難しい事【夢幻】



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夢幻です。

前回のメルマガで私が専業トレーダー生活をスタートさせた時の事をお話しました。

初期の運用資産は500万だったため、生活費を稼ぐ為にはリスクの高い取引に絞る必要があり、日次3%程度の資産変動率を許容せざるを得なかったというお話です。

日次3%というのは普通にマーケットから退場(生活費を賄えない範囲まで資産が減る)もあり得る数値です。

この数値を安全な数値まで落とせるまで運用を継続出来るかは、運の要素もあったと思っています。

ですから、資産変動率を1%未満にする事が望ましいと前回お話しましたが、日次の資産変動率が3%の状態から1%の状態に落とすには、単純計算で3倍の資産が必要になります。

つまり私の場合、1500万円程度あれば、同じ戦略を使っても1%未満の資産変動率で同じ収益(生活費)を稼ぎだす事が出来るという計算になります。

実際に、私が自身のトレードビジネスが軌道に乗ったと実感したのが、資産1500万円を越えたあたりで、この頃になると、それまでの経験の蓄積から退場する可能性もかなり抑えられていると実感もあり、精神的な負担が少なくなったのを覚えています。

この頃はまだ、資産変動率は1%ちょっとはあったと思いますが、その程度でも生活費を賄っても資産が増加していくだけの月利があげられていました。

したがって、私が専業トレーダーになるために必要な事は何かと答えるなら、

・1500万円の初期資産(種銭)
・システムトレードの検証ツール
・十分な時間

が最低でも必要だと思っています。これが揃っていれば比較的高い再現度で出来るのではないかと思います。

結局のところ、システムトレードで生活するのはそんなに難しくありません。

十分な検証をすれば、いずれは生活していく程度の戦略は時間をかけさえすれば作れるからです。

ただ、この資産変動率が1%未満の水準になって安定的に資産が増えてくると、また別の課題が出てきます。

それは、私が今、システムトレードを続ける上で最も難しいと感じることです。

それは、何かというと、モチベーションの維持です。

専業生活をスタートした時のような、資産もない、戦略も少ない状態では、いつ自分がマーケットから退場してもおかしくありませんから、”何はともあれやるしかない”という状態で、検証データとにらめっこしていました。

睡眠時間を削る生活も長く続き、とても苦しいものです。
でも、おしりに火がついている状態ですから辛いなどとは言ってられません(笑)

しかし、資産もそれなりに大きくなり、そんなに頑張らなくてもそれなりに生活出来るようになると、当然ながら、以前のような辛い状態には耐えられなくなってきます。

事業を成功させる最も重要な要素の一つは”ハングリー精神である”という事を尊敬している方から聞いたことがありますが、今ではその意味が痛いほどわかります。

モチベーションを維持する一つの手法が”運動する事”というのはセミナーでお話しましたが、私は今、新たな試みを試しています。

それは、”積極的にお金を使う”という事です。

つまり、安定している状態をあえてぶち壊し、ハングリーな状態に戻そうというわけです。

これが上手く行くかは、ただいま検証中です。
上手く行ったらまたメルマガに書くかもしれません(笑)

このモチベーションの維持はとても大切ですが、その原動力は個人差があると思うので、皆さまもどうすれば”モチベーションを維持”出来るかを考えてみてください。

では次回もお楽しみに!

 

ー夢幻

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。