億り人ならぬ、兆り人になりたい!人が無謀な目標設定をする理由・・・【夢幻】



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夢幻です。

前回のメルマガで、私がモチベーションを維持するために、”積極的にお金を使う”という事を実践している事をお話しました。

成功の原動力の一つがハングリー精神であり、資産に余裕がある安定をあえて壊す事で、ハングリー精神を高めようというのが狙いです。

今のところ、効果を感じていて、資産の増減とモチベーションの上下には一定の逆相関があるように感じています。

つまり、お金を使った後のほうが学習意欲が高まります(笑)

似たような話ですと、大きく負けて資産が減った時のほうが、危機感に襲われてトレードの研究をしなきゃ、もっと検証しなきゃ、という気持ちになった経験がある人は多いのではないでしょうか。

さて、話は変わりますが、この”積極的にお金を使う”という事には他にも幾つか狙いがあります。

その一つが、自分にとって

【一体どれほどの資産があれば、自分の人生は十分に満たされるのか?】

を見極めるためです。

何故、これを知る必要があるかというと、

・人は際限なく資産を欲する
・死の直前まで、資産を増やそうとする

という事が分かっているからです。

上の画像の資料は、昨年のFIREに関するセミナーの資料で、書籍「Die with ZERO」から引用したものです。

これによると、統計データ上は人は死ぬまで資産を増やそうとする事が分かっています。

これは、アメリカのデータですが、日本の家計調査報告を調べてみたところ、同じような傾向があり、日本人にも当てはまると考えられます。

つまり、多くの人は漠然と”お金はあるだけあったほうが良い”と思っているという事です。

極端な例だと、ツイッター上で、目標資産が、1兆円という人を見たことがあります。

もちろん、お金はあればあっただけ良いに決まってますが、一体何に使うのでしょうか(笑)

ざっくりと試算してみると、仮に1日に1000万つかったとしても年間36.5億、100年生きても絶対に使いきれません。

百歩譲って、資産目標が大きいことは良しとしましょう。
しかし、この時に、

・では一体そのお金を何に使い、自分の人生を満たすのか?それは試算、計画出来ているか?
・その資産を達成するために、相応のリスクを取る必要があるが、それを背負う覚悟が出来ているのか?

これらが理解出来ているかが大事です。

資産目標が高すぎると、過度なリスク(大きな資産変動)を許容するしなければならず、
1兆円を到達する成功確度はほぼ0となってしまうでしょう。

では、自分にとって適切な資産目標が1億円なのか、10億円、100億円なのか・・・

それは、自分で実弾投入、つまり資産を出金して様々な事にお金を使ってみて実感出来る事も多々あります。

私は、”世界中場所を選ばず、トレードしながら旅したい”という目標があるのですが、これを実現しようと、最近は月の半分ぐらいをホテル暮らししているのですが、

実際にやってみて分かったことは、

・自宅と同じ環境(デスク、椅子、パソコン)でトレードしたい

という隠れたニーズがあったことです。

実際やってみると、殆どのホテルがデスクが狭く、椅子も背もたれがなく、そしてリラックス出来てくつろげるように照明が暗い(-_-;)

比較的安価な大体1万円弱のホテルだと、かなり不自由だという事に気づきました。

実際にホテル暮らししてみた経験が、これらを満たすホテルに泊まるために、お金が幾らあれば実現可能かを考える大きなヒントになります。

お金を実際に使うコツは、自分のやりたい事をミニマムに体験してみる事です。
いきなり大きなお金を使わなくても、大丈夫です。

適切な目標資産を設定しておく事が資産形成の成功確度と人生の満足度を高める事で、大事だと思うので、皆さんもぜひ体験し、試算してみてください。

では次回もお楽しみに!

 

ー夢幻

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。