あなたの資産、その価値は日に日に減っている?【夢幻】



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夢幻です。

少し前のメルマガで私が”積極的にお金を使う”という事を実践しているとお話ししました。

目的は、

・資産を減らす事でハングリー精神を高める
・どの程度の資産があれば、人生が満たされるかを測定するため

これらを上げました。

他にも大きな目的・理由がありますが、それを説明する前に知っておいて頂きたい事

それは

・加齢によるお金の効用の減価の法則

についてです。

これは、お金の価値は加齢、つまり、
健康・体力の低下、好奇心の低下、精力の低下により、
取り出せる価値(この価値とはあなたにとっての相対的な価値)の量は低下していく

という事です。

つまり、厳密にいえば、1日1日、死に近づくにつれてお金の価値は減っていく事になります。

これは実感しづらいかもしれませんが、極端な場合を考えてみればわかりやすいです。

例えば、今あなたが、病気になり、1か月後に確実に死にますと言われたら、今あなたが持っている資産にどれほどの価値があるでしょうか??

当然ながら、その価値は大きく減価してしまうでしょう。

これは、お金を使うために、「時間」と「エネルギー(労力)」が必要だからです。

つまり、あなたがどんなにたくさんの資産を築いても、
死んだ瞬間、お金を使う時間が無くなるため、お金の価値は0になります。

にもかかわらず、人は死ぬ直前まで資産を増やそうとする(使わない)と以前解説しましたが、ちょっとデータを紹介すると、

・準富裕層(資産5000万以上)は資産の約88%を残して死ぬ
・それ以下の資産の層は資産の約75%を残して死ぬ

こんな統計もあります。

なぜ、こんな事になってしまうのかというと、例えば定年を迎えて時間の自由が出来てお金も自由に使う事が出来た頃には、健康も体力も好奇心も精力もほとんど無い状態だからです。

ですから、それに気付いた時は時すでに遅し、資産を残して死ぬしかありません。

当然ながら、資産を作るのに仕事なり投資なりで労力や時間を費やしているわけですから、資産を残す事は、その資産を作るために費やした時間と労力という自分の人生を無駄にしたといえます。

ですから、死ぬときに資産を0にするのが望ましいです。

死ぬときにちょうど0にするのは難しくとも、それに向かってお金を使っていくフェーズを意識しておいたほうが良いといえます。

では、どの年齢から資産を積極的に使うべきなのかというとおおよそ40~60歳の間です。

理由はいくつかありますが、まず60歳を超えると出来ることが限られてきてお金の価値は急速に下降する傾向があります。

これは60歳を越えると健康寿命(自立した生活が出来る期日)が近づくからです。

すでに40歳を越えていて、今の労働収入(仕事)と資産運用で、ある程度の年齢までの生活費を確保出来る見込みがあるならば、資産の取り崩しフェーズも並行して行い、取り崩した資産(お金)を様々な経験や体験に変えていくべきだと私は考えています。

最近、私がお金を使うときに意識している事は

・今までやってこなかったような、自分の新しい価値観を広げるような経験・体験
・自分の能力・モチベーションを高めてくれるもの
・自分の体力、健康維持につながるもの
・モノではなく、経験に使う

これらです。

一つ例を挙げると、以前に2回、ゴビ砂漠マラソンに参加していますが、その時に一緒に大会に出たランナーの友人から今、サハラ砂漠マラソンに誘われていて、来年サハラ砂漠マラソンに出ようと計画しています。

自分の新しい価値観を広げるような経験・体験、そして、そこで出会った新しい人との繋がりは自分の人生を広げるきっかけになります。

資産を増やす事も大事ですが、それを限りある時間の中で有意義に使う事にも目を向けてみては如何でしょうか?

では次回もお楽しみに!

 

ー夢幻

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。