決算発表時に動く3つの株価パターンとは【西村剛】



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まもなく決算発表シーズンに突入します。

決算発表のパターンとしては

1.業績修正無し
2.上方修正
3.下方修正

の3つのパターンがあります。ただ注意しておきたいのは、決算の内容と株価の動きは必ずしも一致しないということです。

 

決算が上方修正で株価が一瞬上がるものの、その後は材料出尽くしとして下がったり、決算が下方修正で株価急落するものの、その後反発するなど、決算の内容と逆に動くこともよくあります。

一方、決算が上方修正で株価が上昇トレンドに入ったり、決算が下方修正で株価が下落トレンドに入るといった素直な動きの場合もあります。

株価が素直に動くか?それとも決算の内容と逆に動くか?を見極めるポイントは、相場全体の地合いと上方修正、下方修正の幅です。

 

相場全体の地合いが良ければ、当然株価は素直に動きやすくなります。また地合いが悪ければ良い決算をだしても株価は一瞬上昇するもののその後反落する場合が多いです。

今の地合いに関してはどちらかというとあまりよくない地合いなので、上方修正で株価が上昇しても、それほど長続きしない可能性が高そうです。

 

また上方修正、下方修正の幅によっても株価の動きは異なります。会社予想や四季報予想を大きく上回るような上方修正であれば、その分株価は大きく上がる可能性が高いです。

ただその勢いがずっと続くかというと今の地合いでは難しいでしょう。

 

このように決算発表のパターンをおおよそ押さえておけば、株価の高値掴みは避けられる可能性が高いです。

特に今の地合いはそれほど良くないので、うまく上方修正銘柄をつかめたとしてもあまり欲張らずに利益確定したほうがいいかもしれません。ぜひ頭の中に入れておいてください。

 

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。