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夢幻です。
前回までのメルマガで、
・興味の無い物や事にあえてお金を使ってみる
・まとまった大きなお金を使ってみる
・日々の生活を少し豪華にする
こんな感じで、身銭を切ってお金を使って検証をしてみて、分かったことがあります。
それは、投資家が資産を築いても幸せになれない理由です。
答えは非常にシンプルで、”お金を使わないから”なのですが、
そこにはちゃんとお金が使えない理由があります。
それは、
”十分な資産を築くまでは、資産は再投資され、自分には還元されない”
からです。
十分な資産がいくらかは個人差があると思いますが、多くの方には1億円などの切りの良い数字を目指す方が多そうです。
その目標金額に達する過程で、たとえ投資で多くの収益があったとして、それを使う事はなく、1億円を達成するまではひたすら再投資されます。
結果として、自分がお金を使う事はないのですから、生活に変化が起きる事はなく幸せになることはありません。
では、1億円達成しても生活に変化が起きなかった、というケースはなぜ起こるのかというと、1億円達成した段階で、1億円が”十分な資産”ではなく、やっぱり3億円欲しいといったように上限が引きあがっていくからだと思います。
これは、これまで学んできた「人間は、死ぬまで資産を増やそうとする」という傾向がある事からも言えると思います。
この状態を通常の株式投資に置き換えると、銘柄を見るときに”配当性向”というものがありますよね。
企業が利益を上げても、配当を出してくれなければ株主は利益を得る事はありません。
あれと同じで、自己資金の運用で成果が出て証券口座の資金が増えたところで、使えるお金、つまり生活資金(銀行残高)が増えない限りは生活は変わらないと思います。
これは、個人投資家という出資者と、運用者が同一人物ならではの見落としやすい点かと思います。
これを回避するには、年間の投資の収益のうち、自分が自由に使ってよい配分をあらかじめ決めておく事が挙げられます。
例えば、年間100万の投資収益があったら、70万は運用資金に残し再投資して、30万は自由につかって良いお金にすると配分(この場合は3割)を決める事です。
これは、運用者から出資者への利益の配分になります。
運用者も出資者も自分なのですが、
運用者=自分の証券口座の資金
出資者=自分の銀行口座(生活口座)の資金
と考えると分かりやすいかもしれません。
なので、大切な事は、証券口座から、生活口座に計画的に資金を移し、自分の使いたいことにお金をしっかりと使う事です。
証券口座に入ったままでは、それを使う事はできませんからね(笑)
では次回もお楽しみに!
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