約定しないときは指値を変えてもよい?【西村剛】



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今日はシステムトレードのお話です。

システムトレードにおいて、自分の売買ルールで

●なかなかシグナルが出ない・・・
●シグナルは出るものの約定しない・・・

このようなときに指値を変更してもよいでしょうか?

このようなご質問をいただきます。

確かにシグナルが出なかったり、出ても約定しなかったりするとヤキモキしますよね。

指値を変えたり、条件式を緩くしたりしたくなる気持ちはよく分かります。

ただ・・・

絶対にやめたほうがよいです。

というのも、システムトレードにおいては、過去の統計データに基づいて有効な売買ルールを導き出しています。

 

約定しないからといって、指値を変えたり、条件式を緩くしたりしても、約定はするかもしれませんが、平均損益や勝率は悪くなる可能性が高く、トレードで勝てる確率が下がってしまうことが多いのです。

どうしても指値や条件式を変えたいという場合は、変えた場合の成績をバックテストでしっかりと確認しておきましょう。そうしておかないと統計的に勝ちやすいといえない条件でトレードを繰り返すことになりかねません。

特に2月みたいな日本株全体が横ばいの相場では、なかなかトレードのチャンスが無くやきもきするかもしれません。ただシグナルが出ても約定しないという相場は・・・

トレードしても勝つ確率が低い相場

だと割り切ってスルーするほうが良いでしょう。そのほうが次のチャンスをうまくとらえることができるはずです。

経験的には、シグナルが出ない時期が続いたあとは、新しい大きなトレンドが発生しやすいです。今は焦らず次のチャンスを虎視眈々と待つことをおすすめします。

 

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。