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今週以降、3月決算企業の本決算発表が本格化しますね。
ゴールデンウィークで長期休みもあるので、
5月中旬くらいまで決算発表ラッシュです。
現時点でもチラホラと決算発表が出てきており、
決算内容の確認でこれから忙しい毎日になりそうです。
本決算発表では、2024年期の通期業績予想が出されますが、
これの伸び次第で株価が大きく変動します。
投資家の期待よりも良い業績予想であれば株価は上がりますが、
投資家の期待よりも悪い業績予想だと株価は下がります。
基本的に、日本企業は保守的な見通しを出す傾向が強く、
かつ、今年に限って言えば、世界的な利上げや、
エネルギー価格の高騰によって企業も見通しを予測しにくいです。
よって、例年以上に保守的な見通しを出す可能性が高く、
本決算自体では投資家の期待を上回る業績予想を出す企業は少なそうな印象です。
投資家の期待を上回る企業が少ないことは、
一見すると、悪いことのように感じるかもしれません。
しかし、私の中ではむしろチャンスかなと思っています。
本決算で保守的な見通しが出されると言うことは、
第1四半期決算や中間決算で上方修正される可能性が高いからです。
本決算発表時では動かなかった株価も、
上方修正されたタイミングで株価が急騰する可能性が高いです。
そういう銘柄の仕込み時期と考えると、
保守的な企業決算も決して悪くはないですね。
本決算の内容を見て、常にウォッチする銘柄を、
30~50銘柄くらいまで絞ろうかなと思っています。
絞り込みの方法としては、
①成長性
→売上、営業利益の伸びが高い銘柄
②収益性
→好ROE
③トレンド
基本的に上昇トレンドを形成している銘柄をピックアップ
④テーマ性
→金利上昇、アフターコロナ、
⑤過去の上方修正回数
→多いほど、今年も上方修正される可能性が高い
という感じで絞り込んでいこうかなと思います。
上記で絞り込んで、その中から決算内容や足元の業績を詳しく確認して、
上方修正される可能性が高い銘柄を厳選しようと思っています。
業績はとっても良くて、2024年期も拡大傾向なのに、
本決算発表で失望売りされる銘柄とかあれば結構チャンスな気がします。
下がったタイミングで仕込んでおけば、
第1四半期決算や中間決算で見直し買いが入る期待が持てます。
今年の本決算発表は例年以上に熱いですね!
ゴールデンウィークもがっつり銘柄分析に時間を使う予定です。
ー田村祐一
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田村 祐一



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