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日経平均株価の高値更新が止まりませんね。
少し前まで多くの投資家が想像していなかった
大相場が目前まで迫ってきていますね。
2020年と2021年に日経平均株価が
3万500円を突破したものの、その後突き返されています。
今週以降の相場は、この3万500円を超えて、
3万1000円台に突入できるかが注目点でしょうか。
仮に、サクッと高値更新したら、
利益を獲得している投資家が大半となることから、
買いが買いを呼ぶ大相場に突入します。
久しぶりに熱い相場がきそうな雰囲気で、
今からワクワクしています。
日経平均株価は高値更新している一方で、
東証マザーズ市場は全くいいとこなしです。
大型株は高値更新、高値更新間近の銘柄が多いのに、
新興銘柄は上昇していないという構図です。
実際に、プライム、スタンダード、グロース市場の
好調な銘柄数を調べてみました。
具体的には、年初来で「株価位置が90%以上」の
銘柄数をカウントしてみました。
プライム 全1835銘柄中483銘柄 ⇒ 高値割合26.3%
スタンダード 全1441銘柄中114銘柄 ⇒ 高値割合7.9%
グロース 全530銘柄中37銘柄 ⇒ 高値割合6.9%
やはり、大型株の高値更新銘柄の数が圧倒的に多いですね。
プライム上場銘柄1835銘柄のうち、約26%の銘柄が高値圏にあります。
この26%と言う数字ですが、
まさに大相場が始まる間近のマグマがたまっている状況です。
大相場が始まると、高値割合が50%を超えていきますが、
大相場発生間近の際には、大体30%前後から発生します。
一方で、スタンダードやグロースは、
高値割合が7%前後であり、強くも弱くもない微妙な状況です。
そして、グロースの銘柄は、高値ブレイクアウトする銘柄が少ないことからしても、
今後もまだ、大型株を中心とした相場が続く可能性が高いです。
大相場が発生するまでは、新興銘柄は買われにくそうですね。
なお、もし、仮にこの状況が続くとするならば、
7月中旬位まで続くかもしれません。
3月期企業の第1四半期決算決算が7月下旬から8月中旬に控えているからです。
この第1四半期決算では会社が想定した業績の見通しの
4分の1を通過したタイミングであり、
会社予想に対してちゃんと業績が挙げられているかのチェックができます。
第1四半期決算の直前となる7月中旬位までは、
特に大きなイベントはありませんので、
この傾向が続くのではないかと思っています。
この内容から考えると、5月以降の投資戦略については、
大型株やプライム銘柄を中心に注目していきます。
個人的には新興株が好きなのですが、
相場全体のトレンドに逆らってもいいことは全くありません。
大型株の中でも、割安好業績銘柄や、
高成長でROEが高い海外投資家に好かれる銘柄を厳選したいところです。
本当に久しぶりに熱い相場がきそうです。
皆さんも今から大相場に備えて、
銘柄の選別をしておいたほうがよいかもしれないですね。
ー田村祐一
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田村 祐一



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