システムトレーダーの生態 2023年版【夢幻】



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夢幻です。

先日、システムトレーダーが集まる懇親会に参加してきました。

コロナ禍になって、久々にあうトレーダー仲間も結構いたのですが、皆、一様に元気で過ごしていた感じです。

色々話を聞いたので、書ける範囲で、リアルなトレーダーの生活や相場観などをまとめてみたいと思います(笑)

お会いしたのは、9名で自分を合わせると10名になります。

まず、仕事状況としてはこんな内訳でした。

・兼業トレーダー&出社フルタイム勤務・・・2名
・兼業トレーダー&リモートフル勤務・・・4名
・兼業トレーダー&出社ハーフタイム勤務・・・1名
・兼業トレーダー&リモートハーフ勤務・・・1名
・専業トレーダー・・・2名

コロナ禍以降の大きな変化として感じたのが、

1.大半の人がリモートワークでの業務に変わっている
2.業務時間を減らしている

で、社内の体制でリモートワークになった人もいれば、転職の際にリモートワーク出来る環境を選択したという方もいました。

そのため、業務中も相場状況を観察・把握する事は容易になったようです(笑)

また、仕事量を減らした人もいて、リモートワークという事も相まって、デスクに張り付いて時間勤務する必要が無く、与えられた業務をこなしてしまえばかなり自由時間も確保できる環境を選択している印象です。

また、仕事の内容については、約半数がデータ分析や金融関係の仕事をしているようで、もともとデータを扱うのが得意でそれを仕事にしている事と、その分野でキャリアを積んで仕事でも高給を得たいと考える方も居ました。

また、それ以外の仕事をしている人はそこまで仕事に拘りは無いが、特に仕事を辞めたいわけでもなく、専業トレーダになりたいというわけでもありません。

これは何らかの安定収入があった方が安心という事と、社会人という肩書があった方が何かと生きやすいという面と、世間体を気にするという要素も強いのかなと思います。

次に、相場やシステムトレードについては、

・コロナショック以降で、今まで有効だったルールが機能しなくなってしまった
・コロナショック以降で、今まで有効だったルールが機能しずらくなった

と考えている方が大半で、相場状況が大きく変化していることを実感しました。

上手く行っている人は、今までやらなかった分析にチャレンジしたり、機能しなくなったルールは捨てて、積極的に新しいルールを取り入れている印象でした。

また、全体的には、利益水準は減ったものの、今までのルールを活用して利益を残せているという印象です。

トレードの難易度は、若干難易度が上がっているというのを感じました。

次に、日経平均など日本株全体については、下がるという印象よりも、継続して上昇していくのではないかと考える人が大半です。

これは、日本株が長期間低迷していたことから上昇トレンドも長く続くという意見と、インフレから株高になっていくという意見もあり、相場を悲観的に見ている人は皆無でした。

また、話題として挙がっていたのがAIの活用でChatGPTについてです。

これによって、Google等の検索エンジンを使う機会が大幅に減った事やプログラミングの作業効率が格段に向上していた、話を聞いていてAIが今後、仕事の上でもトレード研究の上でも、活躍する時代が来ることを実感しました。

次回は、トレーダーの金銭感覚やお金に対する考え方などをまとめてみたいと思います。

では次回もお楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。