高配当株投資で注目すべきポイントは？【田村祐一】

【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです
↓
西村剛の投資戦略メルマガ【無料】

From:田村祐一

最近、株関連の雑誌社の方とゆっくり離す機会があり、
少し面白い話が聞けました。

基本的に、株式市場が良好なときほど、
株の雑誌の売上が伸びていくそうですが、

取り上げるトピックによって、
売上に大きな差が出るそうです。

ここ1年くらいで売上が伸びるトピックの第1位は、
【高配当株】だそうです。

これが私個人としてはすごく意外でした。

私のイメージでは、「新興株のテンバガー銘柄」とかのほうが
人気が高いと思っていましたが、

高配当株を取り上げると、雑誌の売上がそれだけで
普段の1.5倍くらい売上が変わるそうです。

そんなこともあって、今株関連の雑誌では、
必ず高配当株については取り上げるそうです。

たしかに、話した雑誌社さん以外でも
最近は【高配当株】を選んでほしいという依頼が多いです。

雑誌の売上が伸びると言うことは、
それだけ個人投資家の関心が【高配当株】に向いていると言うことです。

よって、高配当株の株価は、底堅い可能性が高く、
今後の投資を行う上で、注目すべき銘柄と言えるでしょう。

【高配当】と言えば、配当利回りが最低でも
4％くらいは欲しいところですね。

数年前までは、3％でも高配当銘柄と呼ばれていましたが、
今では4％はないと高配当と呼ばれなくなっています。

投資家が株主還元策を強く求めていることや、
ROEやROAを重視する最近の流れもあり、

企業は配当利回りを高めに設定していることで、
徐々に高配当銘柄のハードルが上がっていっています。

個人投資家が高配当銘柄に注目していると言っても、
すべての高配当銘柄が一律で株価が上がっているわけではありません。

高配当銘柄でも値上がり幅に大きな乖離があり、
配当利回りが高い高配当銘柄であっても、微妙な銘柄もあります。

今株式市場で人気が高い高配当銘柄は、

売上や営業利益が大きく伸びていて、
かつ高配当でないと注目されません。

業績が二桁増収増益を見込んでいる企業で、
配当利回りが4％を超えている企業の株価は好調なことが多いです。

私も雑誌社さんから銘柄選定の依頼を受けた際は、

二桁増収増益で配当利回り4％以上でスクリーニングし、
そこから詳しく銘柄分析をして、銘柄を厳選します。

株価が中長期で上昇トレンドを形成していれば、なお良しですね。

新NISAなどもあって、投資初心者の人が高配当株を購入したいと言う人も多く、
2023年後半ではさらにその傾向が強くなる可能性が高いです。

今のうちに高配当株に厳選投資しておけば、
年後半大きな値上がり益と、高配当が得られそうです。

高配当株＝地味という印象が数年前までありましたが、
最近は高配当は値上がり益も狙える優良株に変化しつつあります。

ぜひ、あなたも高配当株に注目してみてはいかがでしょうか。

田村祐一

ブログ