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決算発表が本格化しています。
8月10日には845社の決算が発表され、
本日14日には326社が決算発表を控えています。
14日であらかた決算発表は終わり、
今週の相場は決算内容を受けて株式市場は動きます。
決算発表の内容をザっと見た感じは、
めちゃくちゃ決算内容良いです。
ここ数年にないくらい良い決算が並んでいます。
成長性の高い新興企業はもちろんですが、
成熟している大企業の決算も二桁増収増益を出していたり、
熱い決算内容となっています。
8月の決算は、3月決算企業の第1四半期決算発表が多く、
2024年期を占ううえでとても重要な決算です。
第1四半期決算を見る限り、
会社想定超に推移している企業が多く、
中間決算では会社予想の上方修正ラッシュが期待できそうです。
上方修正は中間決算前後で行われる可能性が高く、
9月後半から10月初旬は重要なタイミングになりそうですね。
当然、大きな利益を狙うならば、8月後半から9月初旬は、
上方修正期待が持てる銘柄を探す必要があるでしょう。
上方修正が期待できる銘柄を見つける方法はすごく簡単です。
「会社予想の売上や営業利益」に対して、
第1四半期時点の「売上や営業利益」がどれだけ上げているかです。
例えば、会社予想の売上が100億円だったとして、
第1四半期決算の売上が30億円だったとしましょう。
その場合、第1四半期時点の売上の進捗率は30%です。
通期は4四半期あります。
季節性によって多少の売上の変動はあるでしょうが、
1四半期は単純計算4分の1ですから、
進捗率30%は、わりと良い決算と言えますよね。
この進捗率が高ければ高いほど、
上方修正の可能性の高さを表します。
すごく単純ですよね。
進捗率が25%を上回っていることが前提として、
可能なら35%以上あると上方修正期待が高くなります。
ちなみに進捗率が高すぎると、季節性で売上が偏重している可能性や、
その銘柄が2024年期独自に数字が出すぎている場合もあるので、注意しましょう。
そのあたりは、進捗率がなぜ高いのかを少し調べる必要がありますね。
あとは、進捗率が高く、株価がきれいな上昇トレンドを形成している
銘柄であればなおさら良いでしょう。
進捗率がどれだけ良くても、株価のトレンドが下降気味なら、
投資家は見向きもしていないということです。
また、下落トレンドを形成していることで、
損失を被っている投資家が多いということなので、
決算が良くて株価が一時的に上昇しても、
含み損を抱えている投資家が売ってしまうので株価が上がりにくいです。
よって、進捗率が高く、上昇トレンドの銘柄が良いですね。
ちょうどお盆時期で仕事も休みの方が多いと思いますので、
ぜひ、この休暇時間を利用して、仕込み銘柄探ししても良いでしょう。
今年の決算は、時間を割くメリットありありのボーナスタイムですね。
田村祐一
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田村 祐一



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