この先、投資家の買い意欲が減退?【田村祐一】



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中国不動産大手企業の「中国恒大集団」が
米国で破産法の申請を行ったことが報道されました。

2021年頃にも同社の破産懸念が出て
株式市場の注目を浴びていましたが、

今回は実際に起こってしまいました。

18日の日経平均株価は小幅安で済みましたが、
この問題はまだどれほどの影響がでるかが未知数であり、

投資家の買い意欲を減退させることは間違いないでしょう。

米国株式市場と日本株市場も高値圏を維持していましたが、
今回の報道をきっかけに高値圏から落ちる可能性が出てきました。

というか、個人的には高値圏を
維持するのは厳しいのかなと感じています。

私の予想なんてあたるかどうかなんてわからないし、
当たったとしてもどうせまぐれです(笑

予想は他のアナリストや経済評論家に任せて、
私自身は自分の今後の投資方針について考えます。

相場の今後の推移について、

①中国恒大の影響はなく、株式市場は上昇を続ける
②中国恒大の影響がそこそこあり、株式市場は横ばいとなる
③中国恒大の影響は大きく、株式市場は下落トレンドに突入
④中国恒大の影響が極大で、株式市場は暴落する

という4つのシナリオが考えられます。

この4つのシナリオについては、
それぞれ可能性の大小があり、発生確率は異なります。

①については、発生する確率は低いですし、
もし①になるなら投資家誰もが嬉しい状況です。

株価も上昇していることから、損しない状況であり、
あまり現時点で考える必要はないでしょう。

②についても、現状の株式市場と大きな変化がない状況です。

方向性が見えない展開となるものの、
良い銘柄は素直に株価が上がっているので、

投資対象を厳選して選べば十分にやっていけます。

重要なのは、③と④に対する投資方針でしょう。

③と④が発生した場合、どんなに良い銘柄を仕込んでいても
損が出る可能性が出てきてしまいます。

よって、③と④が発生しても良いように、
現状のポジションについて見直す必要があるでしょう。

保有銘柄で利益が出ているものがあれば、少し手仕舞いしたり、
含み損が出ているものでも、泣く思いで損切りして

今後来るかもしれない下落で損失を広げないように対処すべきでしょう。

もちろん、下落が来るかもしれないからと言って、
すべての銘柄を手仕舞いする必要はありません。

ただし、自分の中で自信がない銘柄とかについては、
手仕舞いを行い、市場にさらすリスクを減らすべきでしょう。

株式市場が今後①~④のどれになるかはわかりませんが、
事前にどれが来ても自分が大きな損をしないように対処することが大事でしょう。

「③と④が来てほしくない」という願望にすがって、
対処から目を背けると、結果として損が広がる可能性が高くなります。

投資家にとって重要なのは、
何が起こるかを予測することではなく

あらゆる可能性を考えて、
どう対処するかを事前に決めておくことです。

せっかく、3月決算企業の第1四半期決算発表の結果が良くて、
株価が上昇している優良銘柄がたくさんあってホクホクしていましたが、

仕込む銘柄数と仕込み量を少し考えなきゃいけないなとがっかりしています(泣

ー田村

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