2023年8月後半時点の 私のシステムトレードの成績は?【田村祐一】



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From:田村祐一

厳しい残暑が続いていますね。

8月ももうあと少しで終わり、
1年のうち3分の2が過ぎます。

少し時間がとれたこともあり、

3分の2の節目として2023年の成績の確認と、
採用しているシステムトレードの売買ルールのチェックをしました。

まずはじめに、2023年8月後半時点の
私のシステムトレードの成績は「約16%」でした。

多いのか少ないのかという話なのですが、
これは株価指標と比べるしかないですね。

日経平均株価は年初から8月25日時点で、
おおよそ約23%上昇しています。

日経平均株価の上昇幅と比較すると、
少し少ない印象ですよね。

その一方で、マザーズ指数を確認すると、
約4%の上昇となっています。

マザーズ指数と比較すると
アウトパフォームしている感じですね。

私の16%という成績をどう評価するかという話ですが、
人によって分かれると思いますが、

個人的には悪い成績とは思っていません。

欲を言えばもう少し欲しいなぁとは思いますが、
決してダメな成績とも言えないかと思っています。

そもそもの話ですが、日経平均株価の上昇幅って、
個人投資家の成績を考えるうえであまり参考にならないと思っています。

なぜなら、日経平均株価は、
日本を代表する超大型株を中心に構成されています。

日経平均株価で採用されている銘柄は、
最低買い付け価格が大きい銘柄が多く、
個人投資家にはなかなか手掛けにくい銘柄です。

そういう理由もあり、自分の成績と日経平均株価の上昇幅を
比較するのは少し無理があると感じています。

むしろ、マザーズ指数と比較したほうが良いとすら思います。

実は、今年の個人投資家の成績は
全体的にそれほど儲かっていないです。

実際、twitterとか見ても、
個人投資家で儲かったという話は非常に少ないです。

それは、個人投資家が日経平均株価等の大型株よりも
グロース銘柄を中心にトレードしているからですね。

よって、みなさんの自分の成績も
日経平均株価とは比較しないほうが良いと思いますね。

そういった理由で、私の成績については、
大満足ではないですが、そこそこ満足しています。

みなさんは、ご自身の現在の成績はどうでしょうか?
あまり日経平均株価の成績と比較して悲観しないほうが良いですよ。

次に、今年に活躍してくれている売買ルールですが、
これについてはハッキリとしています。

その売買ルールは、

・順張り戦略
・押し目買い戦略

の2つです。

順張り戦略と言っても、トレードする対象は、
プライム市場に上場している企業です。

日経平均株価が上昇したことが要因と言えますね。

順張り戦略というと、プライム銘柄を対象とした大型株中心の戦略と、
グロース銘柄を対象とした中小型株を中心とした戦略の2種類が代表的です。

しかし、今年については、同じ順張り戦略でも
2つの戦略のパフォーマンスは対照的です。

今年は大型株中心の順張り戦略が圧倒的によく、
中小型株を中心の順張り戦略はそこまで利益は上げられていません。

これについて勘違いしてほしくないのは、
あくまでも【今年は】という点です。

今年は大型株中心の順張り戦略の成績が良いですが、
今後については同様であるとは限りません。

むしろ、2023年後半は、
逆に中小型株を中心の順張り戦略が活躍する可能性もあります。

重要なのは、大型株が上昇しても、中小型株が上昇しても
どちらのパターンでも対応できるように戦略を用意しておくことですね。

もし、システムトレーダーで順張り戦略で今年の成績がアップできていなければ、
大型株の上昇で恩恵を受ける順張り戦略が用意できていないということになります。

ぜひ、その場合には、大型株中心の順張り戦略を用意すると良いでしょう。

次に、押し目買い戦略です。

押し目買い戦略は、上昇トレンドにある銘柄の
一時的な下落で買い付けする戦略です。

上昇相場では、株価が調整した銘柄も、
相場全体の上昇によって反発しやすいことから
押し目買い戦略の利益が上げやすいと言えます。

押し目買い戦略というと、ここ数年成績が
そこまで上げられていなかったことから、

システムトレーダーからは最近は人気がない戦略でした。

しかし、今年に限って言えば、
押し目買い戦略は有力な戦略の一つと言えます。

上昇相場では、株価が大きく急落する銘柄は少なく、
逆張り戦略はトレードが発生しにくいです。

上昇相場では明確にこの2つの戦略が有効ですね。

年後半がこのまま上昇相場が続くかはわかりませんが、
仮に続いた場合には、引き続きこの2つの戦略が機能するでしょう。

逆に上昇相場が続かなくて、相場のトレンドが転換すれば、
おそらく「逆張り戦略」や「空売りスイング戦略」が機能するでしょう。

年後半がどういう相場が来るかは誰にもわかりませんが、
どのような相場が来ても良いように準備が必要ですね。

そういった意味では、システムトレードは、
事前に戦略を用意していれば、どのような相場でも対応可能です。

そこがシステムトレードが最高な理由の一つですね。

田村祐一

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