楽天証券も10月から取引手数料無料化がスタート!【夢幻】



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夢幻です。

前回のメルマガでは、10月から始まる国内株式の取引手数料の無料化について、SBI証券の無料化の新プログラム(ゼロ革命)について解説しました。

おさらいですが、SBI証券の新サービス”ゼロ革命”の適用条件は

”各種の取引報告書や交付書面の受け取り方法をすべて「電子交付」にする事”

となりますので、取引手数料の恩恵を受けたい方は、忘れないうちに今すぐ設定しておくことをお勧めします。

さて、今回は楽天証券の国内株式の取引手数料無料化の内容について予習していきます。

こちらは、特定の条件を達成して手数料がゼロとなるという形ではなく、新たに手数料がゼロとなるコースが新設されます。

この点、SBI証券と仕組みが少し異なるので注意してください。

また、このコースのスタートは10/1からなのですが、10/1に行われるシステムメンテナンスでコースが新設され、その後にこの新コースを選択する必要があります。

したがって、現時点でコースを選択して準備しておくことはできません。

コース変更を忘れそうな方は、カレンダーやリマインダーに10/1のコース変更予定を登録しておくと良いでしょう。

10/1のコースの新設後は

・いちにち定額コース
・超割コース
・超割コース(大口優遇・・・条件を満たした場合)

に加え

・ゼロコース・・・※新設(国内株の取引手数料無料)

の4つのコースに分類されます。(上の図を参照)

ここで、おおまかに2つのパターンに分かれると思います。

1.現在、いちにち定額コース、または超割コースで取引している方

→ゼロコースへの変更がおすすめ

やはり国内株式手数料無料の恩恵は大きいので、ゼロコースへ変更する方がメリットが大きいと思います。
ただし、ゼロコースはSOR注文の同意が必須となります。

※SORとはスマートオーダー・ルーティングの略で、東京証券取引所や私設取引システムなど複数の市場から最良価格がある市場を選び、注文を執行する仕組みです。

なお、ゼロコースにしても、市場を選択しての注文は可能で、その取引においても手数料はゼロ円が適用されるそうです。

2.現在、超割コース(大口優遇)で取引されている方

→コース変更はせず、そのまま、超割コース(大口優遇)で良い

大口優遇の適用を受けている方は、現時点では現物取引は完全無料になっていないため、ゼロコースに変更して、現物取引も無料にした方が有利と考えるかもしれません。
しかし、その心配はありません。

何故なら、超割コース(大口優遇)はゼロコースと同じように、現物取引も含めた国内株式すべてが取引手数料が無料となるからです。

この大口優遇のアップグレード変更も10/1に同時に行われるようです。

したがって、大口優遇の適用を受けている方は、コース変更等の手続は必要ありません。
ただし、仮に大口優遇の適用期間が終わった場合、超割コースに戻り、通常の手数料が発生しますので注意してください。

その他、以下に注意点をあげます。

〇サービス開始は10/2(月)の約定分からとなっていますが、10/1のシステム変更前に執行中の注文があると、手数料コースの変更が出来ない仕様となっています。

したがって、10/1のシステム変更後にゼロコースに変更し、その後に発注した注文からが取引手数料無料の適用となると考えて良いと思います。

〇超割コース(大口優遇)のメリット

超割コース(大口優遇)とゼロコースの違いとしては以下が残ります

超割コース(大口優遇)の場合、
・金利割引がある(条件を満たした場合)
・ポイントが2%となる(他のコースは1%)
・SOR利用同意が不要
・信用建玉上限の拡大
・プロ投資家向けプレミアムニュースが閲覧可能

〇新手数料については9月上旬時点のものであり、仕様の変更、中止、開始時期の変更等の可能性があるそうです。

詳しくは、各自、楽天証券の”ゼロコース&新ポイントプログラムスタート”ページを確認してください。

次回は、10月以降の国内取引手数料無料化を利用した取引の工夫など考えてみたいと思います。

では次回もお楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。