あなたの証券アカウントが狙われている可能性があります・・・至急対策を!



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夢幻です。

10月からいよいよ取引手数料無料化がスタートしました。

大きなシステムトラブルも無く、SBI証券も楽天証券も無事にスタートしたようです。

週明けの出だしは好調でしたが、すぐに下落に転じてしまいました・・・

そこから今週前半で日経平均株価は約6%、新興市場は約8%と久々に結構下げたので新規参加者には少し手厳しい相場となりましね。

ここから年末まで良い相場が続いてくれると良いのですが(汗

さて、これまで口座関係のお話が続きましたので、ついでにもう一つ大事なお話をしておきたいと思います。

少し考えて欲しいのですが、皆さんが資産運用で一番恐れなければいけない事はなんでしょうか??

とてつもないドローダウンに見舞われる事でしょうか?
主戦力のトレード戦略(ストラテジー)が使えなくなる事でしょうか?

もし、それを一番の脅威と感じているならば少しその考えを改める必要があります。

もっとも恐れなければならないのは、あなたの証券アカウントが乗っ取られて、口座のお金を引き出されて奪われる事です。

しかし、あなたの証券口座に不正にログインされたとして、直接お金を引き出す事は出来ません。

何故なら、証券口座は登録してある本人名義の銀行口座にしか出金が出来ないからです。

ところが、最近SIMスワップという手口で銀行口座も乗っ取られて第三者が不正に銀行口座にアクセスしてお金を盗まれるという事件が増えてきています。(SIMスワップについては次回以降に解説します)

つまり、証券口座と銀行口座の両方が狙われ不正ログインされるとあなたの資産が奪われる事は十分にあり得るというわけです。

はっきり言って、インターネット経由で手軽に株が売買、そしてネット口座からお金を引き出せるようになった昨今、これらを完全に防ぐのは不可能だと思います。

そこで我々がまずやるべきことは、セキュリティのリテラシーを高め、対策をし、

”他のユーザよりも圧倒的に盗みにくくする”

ことです。

犯罪グループも、労力に見合わないユーザを狙おうとはならないからです。

その為に、まずやるべき事は”アカウントの(IDとパスワード)の使いまわしは避ける”事です。

何故なら、どこかでアカウント情報が洩れると、他のサイトも同じアカウント情報でログインされてしまう可能があるからです。

上の画像が同じパスワードを使った場合とそうでない場合の事例です。
(画像は東京都産業労働局のHPより引用)

もし、10年以上同じパスワードを使い続けている方は、結構な確率でそのパスワードは漏れた事があるはずです。

もし、使いまわし(様々なサイトで同じユーザ名・パスワードを使う事)ているならばその確率は格段に上がります。

そこでまずやるべき事がすべての【パスワードを別々の物に変える】という事です。

そんなにたくさんのパスワードを管理出来ないよ・・・という方もご安心ください。

ここでは簡単なやり方を紹介します。

それは、パスワードの中に、そのサイトのドメイン名(の一部)を追加する事です。

例えば、今使っているパスワードが”AABB1122″だとします。

ここでは、

・ドメイン名の前半3文字

・パスワードの中央に追加

というルールでパスワードをそれぞれ新たに作り直すとします。

SBI証券ならドメイン名は”sbisec.co.jp”なので、sbiを追加し→”AABBsbi1122″

楽天証券ならドメイン名は”rakuten-sec.co.jp”なので、rakを追加し→”AABBrak1122″

あとは、何文字追加するか、パスワードのどこに追加するかだけ覚えておけば良いわけです。

こうすれば、すべてのアカウントが全く別々の新しいパスワードになり、かなり安全度があがります。

また、今後、パスワードが漏洩した場合も、どのサイトから漏れたのか判別する事が出来ます。

こんな感じで、重要性の高いアカウント(銀行口座、証券口座)などから対策して行ってください。

次回は、SIMスワップの手口とその対策についてお話します。

では次回もお楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。