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From:田村祐一
10月第4週目から中間決算発表が本格化します。
決算が良さそうな銘柄を狙うならば、
今週あたりに目ぼしい銘柄を探さないといけませんね。
自分も今週は暇さえあれば、
中間決算が良い内容を出しそうな銘柄探しをしています。
幸い、株式市場も何とか持ち直していることもあり、
時間を割いて良い銘柄を探す価値はありそうです。
中間決算を発表する前に公開されている情報は、
「第1四半期決算」です。
第1四半期決算の内容が良い企業であれば、
中間決算の内容も良いものが出てくる可能性が高いでしょう。
会社の通期業績予想に対して、
第1四半期決算の「売上高」と「営業利益」の進捗率が
高い銘柄は中間決算の内容も良い可能性が高いです。
一般的に、第1四半期決算は1年の4分の1ですので、
単純計算で25%を上回っていれば、進捗率は良いと言えます。
この数字が30%、40%と大きければ大きいほど、
会社予想に対して、売上や利益が想定より大きいことを指します。
例外的に季節性で売上が極端に増減する会社もありますが、
大体の会社は、4分の1と考えてよいでしょう。
私は、いつも30%を超えている銘柄をとりあえずリストアップします。
そして、そのリストアップした銘柄群から、
より詳細を分析して、本格的に投資するかどうかを判断します。
詳細を分析する際には、なぜ第1四半期の業績が良いのか、
そして、その良さは中間決算以降も続きそうかという点を重視してみます。
例えば、第1四半期決算の伸びが、
・コロナ禍が明けてお客さんが増えた
・為替が円安に進行したことが要因
と言ったものであれば、中間決算以降も同様に良い可能性が高いです。
その一方で、業績の伸びが一過性のものであれば、
中間決算以降の数字の伸びは期待できません。
現在の世の中の流れで言えば、
・コロナ禍が解消したことで恩恵を受ける企業
・日本円の円安進行の恩恵を受ける企業
は確実の業績アップが期待できるので、
そのあたりの企業は優先してみたいところです。
中間決算は、大事な決算発表であり、
年末にむけてのトレンドが大きく決定づけられることから、
じっくり時間をかけて分析したいと思います。
田村祐一
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田村 祐一



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