簡単に株価が上昇しやすい銘柄を見分ける、ある指標とは?



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From:田村祐一

最近というかここ数年の話なんですが、
株価が上昇しやすい銘柄とそうでない銘柄を
見分けやすくなっているように思います。

完全に個人的な感覚ベースであり、
詳細な数字を出すには至っていないのですが、

ある指標をを使えば大分銘柄選びが楽になります。

その指標は「ROE」です。

「Return On Equity」の略語で、
日本語では自己資本利益率や株主資本利益率と訳されます。

ROEは、「当期純利益 ÷ 自己資本 × 100」で計算されます。

略語や計算式やらは正直どうでもよくて、
重要なのはこの指標の役割です。

ROEは投資家が投資した資本に対し、
企業がどれくらいの利益を生み出せるかがわかります。

ROEの数値が高ければ高いほど、

投資家が投資した資本に対して、
1年で生み出す利益が大きいことを表しています。

一般的な目安としては、「ROE10%以上」で
投資価値の高い、収益性の高い銘柄と判断されるようです。

このROEの数値が高い銘柄は、株価が上昇しやすい
銘柄である傾向が強くなっているように思います。

日本企業と言えば、バブル崩壊の影響もあって、
ここ数十年、利益を内部留保にして
財務の安定性を重視した経営をしてきました。

つまり、安定性を重視して、利益を貯金していることで、
積極的な投資を行い成長性は少し優先度が低くなっていました。

内部留保を貯めれば貯めるほど
相対的にROEの数値は低くなっていきます。

せっかく稼いだ利益を、さらなる成長に投資せずに、
無利子に近い日本の金利で寝かせておくことを
外国人投資家は良しとしません。

ROEが低い銘柄は、外国人投資家からは成長する気がない
微妙な銘柄として買いの対象になることもなく、
放置される傾向が高いのです。

そんなこともあり、最近の風潮として、
ROEを重視した経営をする企業が徐々に多くなっています。

ROEを重視した経営にシフトしている企業は、

稼いだ利益を新たな投資に回して、将来の成長につなげやすいし、
企業によっては稼いだ利益を株主還元として配当や株主優待に回します。

その結果、投資家にとって、成長性が高かったり、
株主還元策に厚い優良銘柄として認知されます。

外国人投資家、個人投資家問わず評価が高まり、
株価は上がりやすいという好循環が生まれます。

ROEが高い銘柄は、そういう良い銘柄が多く、
ROEをスクリーニングする際の重要項目することで、
失敗するリスクを減らすことができていると感じる場面が多いです。

また、昔は内部留保をため込んで安全を重視していた企業でも、
昨今の風潮を感じてROEを上げるために努力を始めています。

内部留保をたんまり貯めている企業がROEを高くするには、
株主還元策や自社株買い等で利益を吐き出す必要があります。

その結果、株価上昇につながっています。

もし、みなさんが銘柄選定で迷っているときには、
ROEが高い銘柄を厳選してから、

その中から選ぶと失敗のリスクは少なからず減ると思います。

最近、本当にROEが優秀だなと感じることが多いです。

田村祐一

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田村 祐一

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