目先の日経平均株価の下値は・・・?



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From:田村祐一

先週のメールマガジンでは、
日本株市場の暴落確率の予測をお話ししました。

実際、先週の相場を見る限りでは、
一旦暴落のリスクは遠のいたのかなという印象です。

今週はGWの途中ということもあり、
参加者は少なくなり様子見ムードが強い相場となりそうです。

本格的に相場が動き始めるのはGW明けであり、

GW明けは3月決算企業の本決算発表が本格化するので、
大きく株価が動く可能性が高いでしょう。

さて、GW明けは大きく動く可能性が高いですが、
大きく動くとは、「上」にも「下」にも動くということです。

「上」に動く分には、正直嬉しい話であり、
みんなハッピーで何も感がる必要はありません。

しかし、「下」に動く場合には、損を被るので、
その対策はしっかりと練っておく必要があるでしょう。

さて、先週にもお伝えしましたが、
改めて私が考える目先の日経平均株価の下値は以下の通りです。

小:35500円(約10%下落)
中:31500円(約20%下落)
大:27500円(約30%下落)

「小」は、1年に1度発生するような比較的起こりやすい暴落。
「中」は、2~3年に1度発生するような大きめの暴落。
「大」は、5~10年に発生するようなめったにない暴落。

と言った感じです。

中は、2018年12月のクリスマス暴落、
大は、リーマンショック、コロナショック等をイメージすると良いかもしれません。

先週の株式市場の微反発で一旦暴落リスクは遠のきましたが、
GW中に何かあれば、再度暴落するリスクはあります。

その際の下値の目安として、上記を意識しておけば、
実際に暴落相場に発展しても、焦らずに対応することができます。

重要なのは、予測を当てることではなく、
「小」「中」「大」どれに発展しても、

自分の中であらかじめ投資行動を決めておくということです。

例えば、「小」に発展した場合、私が起こす行動としては、

・保有している銘柄の手仕舞い(損切り)
・株価が大きく急落した銘柄の逆張り買い(資産の一部=約25%程度)

を行います。

そして、さらに「小」から「中」に発展した場合、

・さらに逆張り買い(資産の一部=約25%程度)で追加投資

そして最後に、万が一の「大」に発展した場合、

・さらにさらに逆張り買い(資産の一部=約25%程度)で追加投資

といった感じの投資行動を行います。

暴落相場が発生するかどうかはわかりませんし、
実際5月に暴落が発生する可能性は私の中では低いと思っています。

しかし、可能性がいくら低いとしても、
私は事前に上記のような投資行動を行うとあらかじめ決めています。

この「あらかじめ」が非常に重要です。

いきなり、暴落相場が発生したら、
多くの人は慌てふためき、投資行動に迷いが生じます。

その迷いが、

・下手な損切り
・判断の延期による損失の拡大
・考えることをやめる塩漬け

につながります。

事前に投資行動をシミュレーションしておけば、
いざ暴落が発生しても対応が可能です。

勝ち続けている投資家は、ファンダメンタル投資家でも
システムトレーダーでも、このあらかじめの準備が徹底されています。

基本的には、5月相場も堅調だと思っていますが、
万が一の備えも一応行っておくことで、不用意な損失を回避できます。

とはいえ、せっかく日本株市場2024年はいい感じなので、
そのまま上がり続けてほしいものですね。

田村祐一

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紫苑

2006年からシステムトレードを開始。最大DDは50%程度。システムトレードで1億の資産形成を達成し、2019年4月には、「300万円を1億円まで増やしたシステムトレーダーの軌跡」というテーマでセミナーを開催。 ここ数年は、イベントドリブン、OP、サイクル投資も手掛ける。「色々な意味」で後輩たちのリーダーや目標になるべく、日夜、「努力」をしています。
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量