今の相場の調整時は買い時?



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先週は、週初に日経平均株価が700円以上下落し、
少し不穏な展開となりましたが、

火曜日以降はすぐに反発し、
堅調な相場であることが再確認されました。

ここ最近の相場は、日経平均株価が3万8000円台で
売り買いが交錯しており、方向性の見えない展開が続いています。

4月までの好調な相場とは少し変化していることもあり、
少し不安に感じている方もいるでしょう。

しかし、私個人の見解としては、

「今の相場は、調整時は買い時!!」と思っています。

最近はもみ合いが続いているとは言え、
今の日本株市場は依然上昇トレンドの中にあり、

短期的に調整したタイミングは絶好の買いのチャンスです。

なぜなら、株価が調整した分だけ、
買い意欲が高い投資家が買い支えてくれるので、

調整後すぐに株価が反発する可能性が高いからです。

一方で、下落トレンドを形成している相場では、
隙あらば売りたいと考えている投資家が多く、

一度株価が調整すると、さらに株価が下落する傾向が強いです。

売りがさらなる売りを呼ぶ感じですね。

上昇相場は、一時的な調整後の反発スピードも速く、
タイミングによっては、調整した幅以上に反発する期待も持てます。

実際、先週17日に株価が大きく下がりましたが、
その後18日以降はすぐに反発し、値を戻しています。

上昇相場で有効な戦略と言うと、
はじめに思いつくのは「順張り」でしょう。

株価が高値を更新した銘柄のさらなる上値を狙う戦略です。

上昇相場と言えばこの戦略が最も輝くのですが、
ここ最近のもみ合い相場ではそこまで稼げてはいません。

今みたいな上昇トレンドの最中ではあるものの、
もみ合いが続いているような相場では、

有効な戦略として「押し目買い」戦略が挙げられます。

「押し目買い戦略」とは、上昇トレンドにある銘柄の
一時的な調整で買い、その後の反発で売り戦略です。

いわゆる逆張り系の戦略の一つですが、
上昇相場に強いという特徴を持っています。

実は、先週17日に調整したタイミングで、
システムトレードの押し目買い戦略で
ぽろぽろシグナルが出ていました。

約定したトレードについては、ほぼ勝ちトレードで終えることができました。

上昇相場における押し目買い戦略は、最強です。
ほぼ負け知らずと言っていいです。

6月末から7月以降の相場については、
押し目買い戦略が活躍してくれそうです。

もし、システムトレーダーの中で、
押し目買い戦略が手薄であったり、採用していない場合には、
急いで導入を進めても良いかもしれませんね。

ー田村祐一

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