円安が進行することによる日本株への影響は?



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みなさん、こんにちは!株が大好き 横山利香です

 

6月もあっという間に終わりましたね。2024年も折り返しかと思うと、一年があっという間過ぎて恐ろしいです・・・

 

夏休みの旅行シーズンを前に、ドル円相場ではドルが買われ、1ドル161円台まで円安ドル高が進行しています。なんとーーー37年ぶりの水準だそうです。

 

ドル円が円高水準にある時に人生の大半を送ってきたため、161円というと驚愕の円安水準です!

十数年前は1ドル7090円台とかが当たり前の水準だったのでお気楽に海外旅行を楽しめましたが、あまりにも円安が進行してしまったので、海外旅行に行くのがためらわれてしまう状況ですね・・・

 

そもそも円安が進行することによる日本株への影響としては

①トヨタ自動車であれば、たとえば自社製品である自動車等を輸出する企業は、円安によって為替差益が発生するため、業績が押し上げられる

②吉野屋のような、外国の牛肉を輸入してサービスを提供する企業は、円安によってコストが高くなり、業績が押し下げられる

の二つが考えられるでしょう。

 

以前は外国産の牛肉を輸入した方が安かったのに、最近は円安進行によって国内産牛肉のほうが安いなんていう話も聞かれるようになりました。生活するという視点で考えた場合、のほうがオトクだと考えられます。

 

円高局面では輸入したほうがコストが安くなりやすく、安ければ安いほど販売価格が引き下げられます。国民性もありますが、結果としてデフレになりやすいのです。生活するにはコストが安くなるのでデフレも悪くはないのですが、たとえば牛肉生産一つをとってみても国内での生産拠点が海外に移転してしまうので、結果として失業率の上昇につながり、賃金が上昇しないというスパイラルに陥ってしまいます。

 

むむ、これってちょっと前のデフレだった日本経済そのものではないですか!と思っている人も多いのではないでしょうか?

 

ドル円が37年ぶりの水準まで急激に円安が進行して話題となっていますが、今の円安は19801990年代の水準まで戻っただけとも考えられます。円安の進行が落ち着く時は、金融引き締めでインフレが定着した時だと思われますので、まずは7月の日銀会合が楽しみです!

 

なお、ドルが買われているもう一つの理由としては、米国に素晴らしい発明家&実業家が率いる企業の存在も大きいでしょう。次なる主役企業はどこの国で誕生するのか、注目する局面かもしれないですね。

 

 

 

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横山 利香

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)。テクニカル分析や四季報の分析をもとにした「テクノファンダメンタル投資」で安定的に利益を上げる現役トレーダー。