日経平均が1,000円超下落!ここで忘れてはいけないこと



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みなさん、こんにちは!株が大好き 横山利香です

 

日経平均とTOPIXが高値を更新する状況が続いて、ウハウハのみなさん!!

久しぶりに日経平均が1,000円を超える下落になりました。

 

下落の要因としては、まずここまで強かった米ハイテク株、ナスダック総合指数が弱かったことと、ドル円が円高ドル安に転換したことでしょうか。

CPIが市場予想より弱かったことがきっかけとなりましたが、米国経済の動向に端を発しているわけですから、正直、事故のようなものです・・・

 

でも、ここで忘れてはいけないことが一つあります。それは、米国経済は世界経済の中心的存在であるということです。

なぜなら、米国経済の見通しが明るければ、世界経済の見通しも明るい。おかげで、日本経済の見通しも明るそう、という単純な流れになります。反対に、米国経済の見通しが悪ければ、世界経済の見通しも悪い。結果、日本経済の見通しも悪そう、という単純な流れになります。

 

さらに、世界経済は常に金融緩和と金融引き締めを繰り返していて、

①景気低迷  金融緩和  株価上昇  景気拡大  金融引き締め  株価低迷  再びの景気低迷へ・・・

という風に、ぐるぐる回っています。

このぐるぐるを回しているエンジン部分が米国経済なのです。

 

ここ十数年、日本の株式市場はもちろん、世界の株式市場は上昇を続けてきました。正直、この十数年での下落は、振り返れば調整でしかなかったので、上げ相場しか知らないという人が大半でしょう。

でも、過去を振り返ると、このぐるぐる、いわゆる景気サイクルで常に世界経済が回っているのです。

 

今回は、米CPIが市場予想より弱かったことで、9月利下げが濃厚という雰囲気になってきています。景気サイクルの循環で言えば、金融引き締めへ移行しようとしているのです。

 

その後の株価低迷の度合いは、金融引き締めで、中央銀行がどのような采配をとるのかで決まります。

ソフトランディングで着地できれば谷は浅く、ハードランディングになってしまうと谷は深くなります。現時点でどの程度の金融政策が適当なのかは誰にもわかりません。

 

つまり、完全にFRB次第なのです!

 

FRBという船に世界経済が乗っているわけですから、私たちがすることは一つだけです。FRBが参考にしている米国の経済指標の動向を見ることです。

米国経済、そして米国の株式市場がどう動くのか、みなさんも普段から米国経済の動向に注目してみてくださいね!

 

ちなみに、米国だからと言って、夜中に起きている必要はありません。朝起きてからチェックするので大丈夫です!ぐっすり寝て英気を養いましょう!

 

 

 

最後にお知らせです。

 

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横山 利香

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)。テクニカル分析や四季報の分析をもとにした「テクノファンダメンタル投資」で安定的に利益を上げる現役トレーダー。