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こんにちは、紫苑です。
指数が「調整」していますが、ポジション量はいかがでしょうか。
月曜日の引け後にこの原稿を書いていますが、急落銘柄数は12銘柄です。
決算期で売り込まれる銘柄が多いときで20~40銘柄、本格的な急落(暴落ではなく)は100銘柄以上ですから、急落ですらありません。
*急落銘柄数:斉藤レシオより少し浅めの下げの銘柄数
単に今まで上げていた銘柄の下げがキツい印象で、売られている銘柄がさらに売られるような相場にはまだないように見えます。
前回に引き続き、暴落逆張りのマルチにについてお話しします。
今日は平時とは違う逆張り特有の考え方についてです。
皆さんにお届けする最初のトピックに逆張りを選んだのは、
どんなに美しいストラテジーを書いて平時に稼いでも、
暴落の対処方法を間違えると簡単に退場できる
ということが理由です。
実際に08年金融危機と20年ウィルス相場で私も退場しかけましたし、きれいなストラテジーを書くなと思ったトレーダーでも見かけなくなった人もいます。
ですから、真っ先に完成させるべきは暴落逆張りのマルチの、特に資金管理です。
さて、トレードには王道・鉄則があります。
私たちはバックテスト結果が全てのような側面がありますが、裁量で相場で生き残った人のトレードを言語化したようなものです。
この中から逆張りシステムで使えそうなものをご紹介します。
1.急落や暴落はチャンスである
2.いずれ戻ることが予想されるがいつ戻るかわからない場合は時間分散で買う
3.ボラティリティーが大きくなったらリスク資産を削減する
一つ一つ、システムトレードに落とし込んでいきましょう。
1.急落や暴落はチャンスである
これは疑いようがありません。検証結果からも明らかです。
問題は2と3で、どちらも私たちシステムトレーダーが間違いやすい項目です。
暴落逆張りストラテジーが他の平時のストラテジーと決定的に違うことがあります。
押し目買いストラテジーのポイントは何でしょうか。
ある期間で一定以上下げている銘柄を買うことです。
順張りストラテジーのポイントは何でしょうか。
ある期間の高値を更新している銘柄を買うことです。
では、逆張りストラテジーのポイントは何でしょうか。
相場全体が一定以上下げたタイミングで買うことです。
平時は銘柄を選んでエントリーします。
逆張りはタイミングを選んでエントリーします。
極論をすれば、逆張りは、
タイミングさえ間違わなければ銘柄は何でも構わない
≒何を買うかよりいつ買うかが大事である
ということになり、裏を返すと
同じタイミングで仕掛けたものは同じトレードと見なす
ということです(少なくともリスク管理上は)。
長くなるので今週はここまでにします。
来週はここから具体的にどのような対策をするのが「正しい」のか、お伝えします。
ま、勘の良い方ならおおよそ検討がつくでしょうか。
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紫苑
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