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From:田村祐一
日経平均株価が3万6000円を
割り込む直前まで下落しています。
米ドル為替が140円台まで急速に円高進行したことで
輸出関連株を中心に大きく売られたことに加え、
金曜日に米国株式市場が下落したことがダメ押しとなり、
金曜日の日経平均株価は1500円以上の下落となっています。
先週のメールマガジンでは、7月29日から8月2日の週は、
株式市場が反発する可能性が高いとお伝えしました。
実際、月曜日から水曜日にかけては大きく反発し、
逆張り戦略のトレードで利益を出すことができています。
暴落リスクも遠のいたと思ったのもつかの間、
日銀が政策金利を利上げしたことで、
再度リスク回避の動きとなりました。
木曜日には約1000円、金曜日には約1700円下落し、
わずか2営業日で水曜日から約7%下落しています。
そこで、再度逆張りチャンスが発生しています。
先週月曜日から水曜日まで反発したこともあり、
先々週までの暴落はいったんそこで終了しており、
木曜日の金曜日の急落はその暴落とは別の暴落の判定となります。
短期間に2度暴落が発生しているという形です。
先週にもお伝えした通り、
暴落が発生した場合の反発する確率は「約80%」です。
よって、今週の株式市場は反発する可能性が高く、
先週金曜日および、本日あたりは絶好の逆張りチャンスと言うことです。
ただし、ここで注意点があります。
今週は80%の確率で反発すると想定されますが、
残り20%を引いた場合には話が変わります。
20%を引いた場合には、当然さらなる下落につながります。
中暴落に移行するとどうなるかというと、
日経平均株価は約15%~20%下落します。
下落率を実際の日経平均株価に変換すると、
今週から来週にかけて34000円まで下落、
ひどいと32500円程度まで下落します。
日本株市場が2度暴落が発生したことで、
投資家の中ではかなり動揺が広がっていますが、
システムトレーダー的にはそこまで大きな不安はないです。
むしろ、1度目暴落ではうまく逆張りが機能したこともあり、
そこまで大きな痛手にはなっていません。
2度目が発生しており、再度逆張り戦略で仕掛けていくことになりますが、
チャンスが来たなー程度の感想しかありません。
システムトレーダーの皆さんは、
逆張り戦略をしっかりと用意して
暴落をチャンスに変えていきましょう。
田村祐一
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田村 祐一



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