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こんにちは、紫苑です。
今日も前回に引き続き、暴落逆張りのマルチについてお話します。
前回までに、逆張りストラテジーの特徴と、時間分散を逆張りマルチへの落とし込み方についてお話ししました。
20年3月の暴落の速度や深さは、2008年サブプライムショックを超えました。
おそらく順張りアルゴに因るものではないかと思います。
ありえない緩和の影響でここ4年は暴落といえる程の下げはありませんが、2010年代後半は以前と比較して明らかに深く暴落するようになりました。
それまでは初期に作ったマルチにつぎ足しつぎ足しした暴落システムで何とかなっていましたが、20年3月の暴落を受け、マルチをコンセプトから見直しました。
「期待値が高いのはわかっているので資金効率を重視して暴落でできるだけ儲ける」
→「バカみたいに儲からなくてもいいから生き残る(大ダメージを受けにくい)」
前回もお話ししましたが、改良ポイントは以下の2点でした。
・似たタイミングでシグナルが出るストラテジーを一本化してシンプルに
・ポジションの出し入れが直感的にわかりやすいマルチに
決め打ちせず、過去の最大暴落まで弾切れにならないような設定です。
「最大暴落まで」と書きました。
そんなことがわかるのかと言われそうですが、
20年3月の暴落の底、確か金曜日の前場の引けか後場の寄りあたりだったと思いますが、仕事の合間に半ば放心状態で板を眺めていました。
ご覧になった方がいればわかると思いますが、
全く動かず、たまに出る成行の売り物がスーッと落ちていって買い板にぶつかって約定して株価が下がる
というような状態でした。
あぁこれ以上はあまり下がりそうにないなと思ったのを鮮明に覚えています。
ですから、あれを遥かに超えるような暴力的な下げは想定しにくいように思います。
(だからと言って、そこまでで弾を打ち切るようなマルチを組むのは間違いです)
資金力のない方、駆け出しの方は大変だと思います。
死なないことを優先して分散して細々とやるのか
早く増やすために(割の良い)ギャンブルをするのか
この2択を迫られます。
私は何度か退場しかけながらも、ハイレバ・銘柄分散少なめという(期待値高めの)ギャンブルをやって増やしてきました。
正直、資金の少ないうち、入金でカバーできるくらいの資金量のうちはギャンブルやれよと思っていましたが、この相場を経験すると、迂闊なことは言えなくなりました。
紫苑
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量
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