良い決算とそうでない決算の見分け方



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From:田村祐一

3月決算企業の第1四半期決算が8月上旬に行われ、
今はその決算内容の吟味を行っているところです。

決算内容をざっくりと見た感じで言えば、
かなりいい内容で出揃っている印象ですね。

ちょうど8月上旬は、株式市場が暴落したので、
決算内容無視でほぼすべての銘柄が急落していたので、

最近の相場は、ようやく業績の良し悪しで
銘柄の株価が変動し始めた感じでしょうか。

決算内容が良い銘柄は、株式市場の暴落前の水準を超えて、
年初来高値を更新している銘柄がたくさんあり、

業績が良い銘柄と悪い銘柄で、
暴落後の水準を超えるか、超えないかの分かれ目になっています。

この傾向は、9月以降の相場でも続く可能性が高く、
素直に業績が良い銘柄を選べば勝てる相場と言えそうです。

良い決算とそうでない決算の見分け方ですが、
これは非常に簡単です。

「会社予想の売上や営業利益」に対して、
第1四半期時点の「売上や営業利益」がどれだけ上げているかを見れば一目瞭然です。

例えば、会社予想の売上が100億円だったとして、
第1四半期決算の売上が30億円だったとしましょう。

その場合、第1四半期時点の売上の進捗率は30%です。

通期は4四半期あります。

季節性によって多少の売上の変動はあるでしょうが、
1四半期は単純計算4分の1ですから、

進捗率30%は、わりと良い決算と言えますよね。

この進捗率が高ければ高いほど、
会社の想定以上にいい内容で推移しており、
中間決算以降に会社業績予想の上方修正がされます。

すごく単純ですよね。

進捗率が25%を上回っていることが前提として、
可能なら35%以上あると上方修正期待が高くなります。

ちなみに進捗率が高すぎると、季節性で売上が偏重している可能性や、
その銘柄が2024年期独自に数字が出すぎている場合もあるので、注意しましょう。

そのあたりは、進捗率がなぜ高いのかを少し調べる必要がありますね。

あとは、進捗率が高く、株価がきれいな上昇トレンドを形成している
銘柄であればなおさら良いでしょう。

進捗率がどれだけ良くても、株価のトレンドが下降気味なら、
投資家は見向きもしていないということです。

また、下落トレンドを形成していることで、
損失を被っている投資家が多いということなので、

決算が良くて株価が一時的に上昇しても、
含み損を抱えている投資家が売ってしまうので株価が上がりにくいです。

よって、進捗率が高く、上昇トレンドの銘柄が良いですね。

第1四半期決算を見る限り、
会社想定超に推移している企業が多く、

中間決算では会社予想の上方修正ラッシュが期待できそうです。

上方修正は中間決算前後で行われる可能性が高く、
9月後半から10月初旬は重要なタイミングになりそうですね。

当然、大きな利益を狙うならば、8月後半から9月初旬は、
上方修正期待が持てる銘柄を探す必要があるでしょう。

今年は株式市場が8月上旬に暴落したこともあり、
好業績銘柄でも、まだそこまで株価が上昇していない銘柄も結構あります。

9月相場では、そういった好業績なのに株価がようやく動き始めた銘柄に
目をつけることで大きな利益が期待できそうです。

決算発表から時間は立ちましたが、今年に関してはまだまだチャンスはあり、
好業績銘柄探しに時間を割くメリットは十分にあると言えそうです。

田村祐一

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田村 祐一