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こんにちは、紫苑です。
まるで先月の韻を踏むように、金曜日のアメリカ株が急落。身構えましたが今月は大陽線で肩透かしでした。
下げが深くならないのは喜ばしいことですが、一方で何か物足りない気もするのはシステムトレーダーの性でしょうか。
さて、今日も暴落逆張りについて、特にポジション量について語りたいと思います。
私たちシステムトレーダーは、押し目の延長として急落や暴落を捉えています。
何の疑問も持たないシステムトレーダーがほとんどではないかと思います。
今日は、急落暴落は本当に押し目の延長で良いのだろうかというお話です。
7月24日のメルマガで、トレードの王道をご紹介した中に
「ボラティリティーが大きくなったらリスク資産を削減する」
という項目があったのを覚えているでしょうか。
参考記事:「暴落の対処方法を間違えると簡単に退場できる!?」
急落や暴落に移行したら、最初にするべきことはポジション量の削減なのに、私たちは押し目買いのポジションを持ったまま、急落暴落に突入します。
もちろん運良く(?)期限切れになれば削減できますが、保有日数が長めの押し目買いを持っていた場合、この上に急落暴落のポジションを積み上げます。
ボラティリティーが大きくなったらリスク資産を削減するというトレードの王道とは正反対の投資行動をしていることになります。
暴落のスピードが速すぎて平時の決済が間に合わないと、想定以上のレバレッジをかけるか、暴落ストラテジーを仕掛けられないことになります。
どちらも絶対に避けなければならなりません。
(私が20年3月にもらった50%のDDの大きな要因の一つがこれでした)
そこで平時と暴落時のストラテジーを完全に分けることにしました。
暴落が始まったときに平時のストラテジーを持っていた場合、翌日に成行で強制決済します。
既存のポジションは相応の含み損でしょうから、損失を確定させることになります。
それに、バックテスト上はそのまま持っていた方が成績は良いはずです。イグジットを過去の暴落にも最適化できるからです。
それでも敢えて目をつぶって強制決済するのには二つ理由があります。
・暴落マルチのポジション量をコントロールする邪魔になる
・ストラテジーのコンセプトから外れる(バックテスト結果がアテにならない)
お断りしておきますがこれが良い(正しい)かはわかりません。
先月のような急落→急騰タイプの暴落は、下げが速すぎて強制決済のタイミングがすでにかなり下げていたり、十分なポジション量を作る前に反発されたりもします。
それでも、暴落時のポジション量のコントロールは何かしらの対策が必要で、今のところの私なりの解が平時・暴落のスイッチング(強制決済)です。
長くなるので、詳しい内容は次回にお話しします。
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