私のここまでの成績は・・・？

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From:田村祐一

2024年もあっという間に4分3が過ぎそうです。

先月に数年ぶりの大きな暴落があったほか、
直近でも日経平均株価が1000円以上下落し、
8月から9月にかけて不安定な相場が続いています。

普段はあまり自分の運用成績について確認することはないのですが、
不安定な相場が続いていたこともあり、
久しぶりに年初からの運用成績を集計してみました。

私の2024年の9月10日時点の成績は、
約20％の利回りとなっています。

5月までの好調な相場で一時は27％近く稼いでいたんですが、
9月10日時点ではそこから減らしている感じですね。

とは言え、8月の暴落では一瞬含み損を抱えたものの、
その後の反発相場で含み損を解消し、
8月末には25％くらいまで利回りが回復しました。

現時点で20％になっているのは、
直近の相場で株式市場が調整したことで、

そのタイミングで逆張り系ルールで買い付けした銘柄が、
一時的に含み損を抱えていることが要因です。

来週以降の相場で反発してくれれば、
概ね25％くらいまでは回復してくれそうです。

この利回りの数字については、
私の中では大満足な結果と言えます。

株式市場がコロナショック以来の暴落が発生して、
プラスで乗り切れているのは大きな収穫です。

日経平均株価も年初の3万3000円台から
現在の3万6000円を比較すると、約8％上昇していますが、

今年の相場をプラスで乗り切れている投資家は
かなり少ないのではないかと思います。

暴落前まではプラスの投資家が大半でしたでしょうが、
暴落が起こったことでプラスが消え、マイナスに転じた人が多そうです。

よって、利回り20％で推移できている現状については、
かなり満足の結果と言えます。

この私の20％と数字ですが、システムトレーダーであれば、
決して難しい数字ではないと思います。

自分の周りのシステムトレーダーの話を聞く限り、
おおよそ私のパフォーマンスの±10％前後と言った感じですね。

中には私なんかよりも高い利回りを出している投資家も結構いて、
すごいなー、羨ましいなーと言った感じですね。

そもそも、システムトレーダーの多くが比較的健闘している要因は、
株式市場の下落や急落、暴落に強いからですね。

5月くらいまでの成績で言えば、システムトレーダーよりも
それ以外の投資手法を用いている投資家のほうが
運用成績は良かったと思います。

しかし、8月の暴落相場でシステムトレーダーは、
運用成績をほとんど減らさずに耐えれたし、

人によっては利益で終えることができたことで、
他の投資家とパフォーマンスで差をつけることができています。

株式市場が好調な相場では、投資の初心者も、投資の上級者も利益を上げており、
パフォーマンスに多少の差はあれども、大きな差は生まれにくいです。

問題は、株式市場が厳しい環境になった時に、
上級者と初心者では差が大きく出てきます。

そもそも暴落相場というのは、
投資家が退場のリスクもある非常に危険な相場です。

そのような相場でシステムトレーダーは幸いにも
逆張り戦略という強力な武器を持っていることで、

他の投資家が大きな損失を被っている中で、
かなり健闘している状況です。

暴落発生時の成績が、

①利益となる→秀
②トントンになる→優
③少しマイナスで抑える→可
④大きなマイナスで終える→不可

と私は考えています。

私は、暴落相場が発生した場合は、
ある程度の損を被ってしまうのは仕方がないと思っています。

システムトレードでは、①～③に収まることがほとんどで、
暴落相場で大きな損失を被ることはほとんどないです。

リーマンショック前からシステムトレードを運用していますが、
④になったことは一度もないですね。

8月の相場でも②で終えることができたので、
結果として年前半の貯金を減らすことなく、
乗り切れている感じです。

私よりも成績が良いシステムトレーダーは、
①で終えることができている感じですね。

今年の残りがどのような相場になるかはわかりませんが、
足元が不安定であることから、下落相場に転換する可能性はあります。
（可能ならもとの好調な相場に戻ってほしいですが・・・）

そのときシステムトレードが活躍してくれます。

今システムトレードを主力の投資手法としていなくても、
ご自身の主力の投資手法のサブとしてもシステムトレードは優秀ですね。

暴落相場をとおして、改めてシステムトレードの優秀さを感じました。

田村祐一

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