どれだけ投資家心理が悪化しているのかを調べる方法



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みなさん、こんにちは!株が大好き 横山利香です♪

 

自民党の新総裁が石破さんに決まってから一週間が経ちました。決まった瞬間は直後はマーケットに動揺が走りましたが、だんだん落ち着いてきましたね。

 

日本は国内の政治要因で不確実性が高まっていますが、世界ではイランが弾道ミサイルでイスラエルを攻撃したために中東情勢がますます緊迫しています。さらに、イスラエル内にあるイランの石油施設への攻撃を米国も支援することを計画しているといった物騒な報道も流れてきました。

お互いに被害が拡大しており、ひくにひけない戦いまでカウントダウンという感じなのでしょうか?

 

地政学リスクが高まると、気になるのが世界経済への影響でしょう。景気低迷に陥る事態となれば、株式市場は調整を余儀なくされそうですから、投資家心理も悪化せざるを得ません。

 

どれだけ投資家心理が悪化しているのかを調べる方法があります。VIX指数を使うことで、投資家心理の良し悪しをうかがい知ることができます。

 

VIX指数とはVolatility Indexの略です。一般的に、数値が高いほど投資家が先行きに対して不安を感じているとされていて、数値が20より下は不安なしとされていて、20を超えると不安が拡大していると考えられています。米国はVIX指数で、日本のVIX指数は日経VIで表されています。

 

ちなみに、日経VIは7月の日銀会合前後から追加利上げの報道が出始めていたので、7月下旬から20を超える状態になっています。

 

そして米国では、9月の利下げで金融引き締めから金融緩和に転換したことを好感して株式市場も堅調な推移が続いているからか、20を下回っての推移する日がほとんどでした。ただ、中東情勢が急に悪化してきたため足元では20を超えてきており、地政学リスクから不安が高まっている様子がうかがえます。

 

不確実性が高まると、私たちはリスクをより意識するようになるため、投資行動を控えるようになります。しかし、ピンチがチャンスであることも事実で、どれだけリスクをとれるかでリターンも大きくなるのも事実です。

 

ただ、結末がどうなるのかは誰にもわかりませんから、しっかりとリスク管理を行うことが大切です。リスク管理の一つの手段としてVIX指数を参考にしながら、他の投資家がどう考えているのかリスクの高まりを確認して、地政学リスクを乗り切っていきましょう!

 

 

最後にお知らせです。

 

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横山 利香

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)。テクニカル分析や四季報の分析をもとにした「テクノファンダメンタル投資」で安定的に利益を上げる現役トレーダー。