10月前半は中間決算発表前の絶好の株の仕込み時?



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From:田村祐一

石破首相が誕生したことで、
株式市場には動揺と不信感が広がっていますが、

首相就任後に追加利上げに否定的な発言をしたことで、
日本株市場が少し回復しています。

投資家的には、高市氏が勝利してくれたら、
楽しい相場が続きそうだったので、少し残念ではありますね(苦笑

とは言え、石破首相が金融市場に対して首相就任前ほど
苛烈なことはしてこなさそうとの見方が広がっていることで、

疑念は残るものの日本株市場は安定してきましたね。

中間決算発表が10月第4週からスタートすることから、
10月前半は中間決算発表前の絶好の株の仕込み時です。

石破首相の誕生で、個人的にはあまり乗り気ではなかったのですが、
相場は安定してきているので、中間決算前狙いで銘柄を探したいところですね。

中間決算は本決算に次ぐ重要な決算発表であり、
通期業績予想の上方修正も出やすいので、
時間を割いて良い銘柄を探す価値はあります。

中間決算を発表する前に公開されている情報は、
「第1四半期決算」です。

第1四半期決算の内容が良い企業であれば、
中間決算の内容も良いものが出てくる可能性が高いでしょう。

会社の通期業績予想に対して、
第1四半期決算の「売上高」と「営業利益」の進捗率が
高い銘柄は中間決算の内容も良い可能性が高いです。

一般的に、第1四半期決算は1年の4分の1ですので、
単純計算で25%を上回っていれば、進捗率は良いと言えます。

この数字が30%、40%と大きければ大きいほど、
会社予想に対して、売上や利益が想定より大きいことを指します。

例外的に季節性で売上が極端に増減する会社もありますが、
大体の会社は、4分の1と考えてよいでしょう。

私は、いつも30%を超えている銘柄をとりあえずリストアップします。

そして、そのリストアップした銘柄群から、
より詳細を分析して、本格的に投資するかどうかを判断します。

詳細を分析する際には、なぜ第1四半期の業績が良いのか、
そして、その良さは中間決算以降も続きそうかという点を重視してみます。

2024年は、米ドル為替が円高傾向に進んでいるので、
為替による業績の上乗せはありません。

むしろ、円高に進行していることもあり、
業績の下振れ要因になるので、ここには注意が必要です。

また、円高の進行によって、観光系も
昨年と比較すると若干業績は伸ばしにくいかなと思います。

そこで、気になるのは内需系企業でしょう。

飲食系や小売り、製造業等は値上げが進んでおり、
これまでと比較して利益を乗せやすい展開が続いています。

実際、飲食業等は、月次売上高を公表している企業が多いのですが、
前年同月比で大きなプラスで推移している企業が増えています。

中間決算は、大事な決算発表であり、
年末にむけてのトレンドが大きく決定づけられることから、
じっくり時間をかけて分析したいと思います。

田村祐一

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